聖心女子大学

教育研究業績書

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■日本語日本文学科 教授 深沢 了子(フカサワ ノリコ)
専門分野および専門テーマ 文学
近世文学(俳諧)
取得学位博士(文学)
学位取得大学東京大学
最終学歴東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本語日本文学専門分野博士課程満期退学
 

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
ビデオ・DVDの使用2005年度~現在視聴覚教材により、学生の興味・関心を引き出し、理解を深める。
中近世日本文学史を初め、授業用のプリント2005年度~現在図版類を多く含む授業用プリントを毎回配布。
出席の確認及びリアクションペーパーの提出2005年度~現在授業時に名簿、または出席票を使って出席を確認する。また、適宜リアクションペーパーを用いて、学生の理解度をチェック、自分の授業方法についての反省材料としている。
聖心女子大学日本語日本文学科ハンドブックWEB版2006年3月1日演習の発表、卒業論文の作成など、日本語・日本文学を学ぶ大学生の学習・研究の手引きとして作成。分担執筆。
1-3 その他教育活動上の特記事項
項目年月日概要等
『〈奇〉と〈妙〉の江戸文学事典』2019年5月大学生・一般を対象とした古典解説書(文学通信)を分担執筆した。
三弥井古典文庫『芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む』秋冬編2016年2月大学生を対象としたテキストを三弥井書店より刊行した
三弥井古典文庫『芭蕉・蕪村 春夏秋冬を詠む 春夏編』2015年9月大学生を対象としたテキストを三弥井書店より刊行した。
中学校国語教科書の執筆2012年3月東京書籍『新編 新しい国語3』291~293頁
『日本古典への誘い 100選』2006年9月大学生・一般を対象とした古典解説書(東京書籍)を分担執筆した。『与謝蕪村句集』173頁~183頁

2. 大学及び学校法人における役職の経歴
年月日概要等
2011年4月1日~2012年9月30日1年次センター長

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<著書>
『宗因先生こんにちは ―夫婦で『宗因千句』注釈』上共著2019年5月和泉書院深沢眞二1-384頁
『輪切りの江戸文化史 この一年に何が起こったか』(「享保十六年(一七三二) 復古と革新 江戸時代の折り返し地点」担当執筆)共著2018年10月勉誠社鈴木謙一(編)103-124頁
『古典文学の常識を疑う』(「蕉風は芭蕉の何を受け継いだのか」担当執筆)共著2017年5月勉誠社松田浩、佐伯孝弘、他(編)188-191頁
『浸透する教養 江戸の出版文化という回路』(「立圃の俳画 ―教養を楽しむということ―」担当執筆)共著2013年11月勉誠社鈴木健一(編)49-72頁
展望 現代の詩歌 俳句Ⅲ共著2008年2月明治書院飛高隆夫、野山嘉正(編)141-178頁
鑑賞 女性俳句の世界共著2008年1月角川出版堀切実、他(編)79-89頁
三句索引 新俳句大観共著2006年10月明治書院水谷隆之、他(編)
俳句大歳時記 全5巻共著2006年12月角川書店
全訳全解 古語辞典共著2004年10月文英堂
『近世中期の上方俳壇』単著2001年12月和泉書院1-365頁
<論文>
宗因独吟恋俳諧百韻「花で候」巻注釈共著2018年6月『上方文藝研究』15号深沢眞二1-42頁
蕪村の俳諧 ―「自己ノ胸中いかんと顧みるの外他の法なし」―単著2017年11月『国語と国文学』94巻11号16-30頁
『陸奥鵆』考 ―『おくのほそ道』との関わりから―単著2014年3月『文学・語学』208号83-95頁
宗因独吟「来る春や」百韻注釈共著2014年11月『近世文学研究』6号深沢眞二56-110頁
宗因独吟「立年の」百韻注釈共著2013年12月『近世文学研究』5号深沢眞二29-83頁
宗因独吟「花むしろ」百韻注釈共著2012年12月『近世文学研究』4号深沢眞二46-108頁
宗因独吟「つぶりをも」百韻注釈共著2011年10月『近世文学研究』3号深沢眞二75-130頁
羅人一派の俳諧(一) ―風状の『ききさかづき』を中心に―単著2011年2月『聖心女子大学論叢』114号5-35頁
羅人一派の俳諧(二) ―羅人一派と島原俳壇―単著2011年2月『聖心女子大学論叢』116号5-28頁
宗因独吟「世の中の」百韻注釈共著2010年7月『近世文学研究』2号深沢眞二1-52頁
『魯竹文輯』翻刻と解説単著2005年3月『鶴見大学紀要』42号135-187頁
「かはほり」「窓の灯」 ―蕪村発句試論―単著2004年11月『日本文学』617号70-74頁
『水精宮』翻刻と解説単著2004年3月『鶴見大学紀要』41号27-56頁
乾鮭小町・蓼法師 ―蕪村発句試論―単著2003年10月大阪俳文学研究会『会報』37号10-14頁
<発表・講演等>
松木淡々と伊予俳壇単独2013年5月「俳諧の鬼才・淡々って何なん ―伊予の俳諧を考えるために―」 松山市立子規記念博物館
・柿衞文庫主催「さくらゐ文庫に見るなにわの俳諧展」講演2007年5月「淡々宗匠の俳諧活動」について1回講演
江東区芭蕉記念館の秋期講座講師2007年11月「芥川龍之介と蕪村」について1回講義
<学会等の招待講演>
俳画の世界 ―立圃と蕪村―単独2013年11月鶴見大学日本文学会 鶴見大学
<書評>
藤田真一著『蕪村余響 そののちいまだ年くれず』単著2011年10月『日本文学』60巻10号64-65頁
雲英末雄編『江戸書物の世界 雲英文庫を中心にたどる』単著2011年5月『日本文学』60巻5号76-77頁

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
1988年9月~現在俳文学会会員
1988年9月~現在日本近世学会会員
2003年4月~現在俳文学会委員
2012年4月~2018年3月俳文学会編集委員
2018年4月~現在俳文学会常任委員
2010年6月~2012年5月日本近世学会常任委員
2006年12月~2007年11月日本文学協会委員
2003年12月~2006年11月日本文学協会運営委員
2006年12月~20015年6月日本文学協会会員
4-2 社会における主な活動(地域・産学連携・公的機関への協力)
年月日概要等
2015年7月全国漢文教育学会教養講座講師
2012年8月大垣芭蕉大学講師(大垣市奥の細道むすびの地記念館)
2007年11月江東区芭蕉記念館 秋季講座講師
4-3 受賞歴,その他
年月日概要等
2003年6月1日第3回山本健吉文学賞受賞(株式会社文學の森『俳句界』)(『近世中期の上方俳壇』)
2002年6月1日第11回柿衞賞受賞(財団法人 柿衞文庫)(『近世中期の上方俳壇』)




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