聖心女子大学

教育研究業績書

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■人間関係学科 教授 石井 洋子(イシイ ヨウコ)
専門分野および専門テーマ 文化人類学,アフリカ民族誌学,開発と文化研究,移民社会研究
取得学位博士(社会人類学)
学位取得大学東京都立大学
最終学歴東京都立大学大学院博士後期課程満期退学
 

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
・フィールドワークの映像・写真の活用2008年~現在フィールドワーク・データを授業で多分に活用している。
・プレゼンテーション能力の養成2008年~現在学生と入念な準備をし、学生がゼミ等で単独報告できるように訓練する。
・4号館イベントへの積極的参加2017年~現在4号館の様々なイベントに積極的に参加させ、多様に学ばせる。学生登壇者として促す事もある。
・フィールドワークの実践2008年~現在日本の「ものつくり」の現場を訪れ、職人仕事を参与観察し、職人へのインタビューを行う実践的な授業を取り入れている。例えば、埼玉県岩槻区の日本人形生産地、春日部市の羽子板生産地などを訪問。
・外国人ゲストスピーカーを招致2008年~現在アジア・アフリカ地域からのゲスト・スピーカーをクラスへ招聘し、学生との忌憚のない意見交換ができる時間を作っている。例えば、在京のケニア人女性やジンバブエ人、スリランカ人を招聘。
・展示スペースの制作・教育への活用2017年~現在4号館1階BE*hiveにて、グローバル共生を目指す展示の内容について検討。教育への活用を目指している。
1-3 その他教育活動上の特記事項
項目年月日概要等
「学術知デジタルライブラリの構築 X-DiPLAS」による映像教材の制作2023年5月~現在国立民族学博物館と共同し、教材スライドコンテンツを制作。BE*hiveにて公開。
「アジア・アフリカの難民・避難民の社会と暮らしを伝えるメディア展示の開発」2018年9月~2019年5月国立民族学博物館公募型メディア展示プロジェクトの支援を受けて教材スライドコンテンツを制作。BE*hiveにて公開。
ドキュメンタリー「武器をアートに」制作2018年国立民族学博物館公募型メディア展示プロジェクトの支援を受けてNPO法人えひめグローバルネットワーク所有の武器アートについての教材動画を制作。授業にて活用。
「文化人類学(’14)」=(TV)2014年「第11回 環境と開発」(飯田卓と共同講師)、「第12回 人と人のやりとり」、「第13回 あらそい」放送大学『文化人類学(’14)』取材データを授業内で活用。
「人類学研究(’10)」=(TV)2010年「第8回テレビ授業・河川と湖沼をめぐる環境問題と生活文化」『人類学研究(’10)』放送大学放送授業ゲスト出演。取材データを授業内で活用。
「文化人類学(’08)」=(TV)2008年「第15回放送授業・人類の将来」『人類学研究(’08)』放送大学放送授業ゲスト出演。取材データを授業内で活用。
「人類の歴史、地球の現在(’07)」=(TV)2007年「第11回テレビ授業・きりひらく—開発をめぐって」『人類の歴史、地球の現在(’07)』放送大学放送授業ゲスト出演。取材データを授業内で活用。

2. 大学及び学校法人における役職の経歴
年月日概要等
2021年4月1日~2023年3月31日グローバル共生研究所副所長
2017年4月1日~2020年3月31日グローバル共生研究所所員
2016年4月1日~2018年3月31日マグダレナ・ソフィアセンター長
2016年4月1日~2017年3月31日グローバル共生研究所準備委員

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<著書>
「アメリカ合衆国東部への国際移動と生存戦略―ケニア出身の女性移民の語りに注目して」共著2020年3月アジア経済研究所『アフリカ女性の国際移動(研究双書641号)』児玉由佳編著83-123頁
「米国に暮らすケニア人移民の生活実践(2)―大陸を超えて密に支える」2020年千里文化財団『季刊民族学』70-79頁
「米国に暮らすケニア人移民の生活実践(1)―ニッチな場面で賢く働く」2020年千里文化財団『季刊民族学』84-93頁
アフリカのパスポート共著2016年10月北海道大学出版会『越境する時代のパスポート学』陳天璽ほか編41-47頁
争いと平和共著2014年3月放送大学教育振興会『文化人類学』 内堀基光・奥野克巳編170-181頁
人と人のやりとり共著2014年3月放送大学教育振興会『文化人類学』 内堀基光・奥野克巳編156-169頁
環境と開発(飯田卓と共同執筆)共著2014年3月放送大学教育振興会『文化人類学』 内堀基光・奥野克巳編142-155頁
<論文>
『移民力』を発揮する―在米ケニア人移民による母国の社会開発単著2022年国際開発学会『国際開発研究』5-18頁
“Living in the Past and Future: Anthropological fieldwork on Kikuyu Immigrants in Maryland, USA”単著2018年聖心女子大学『聖心女子大学論叢』252-276頁
『過去』と『未来』を生きる人びとー在米ケニア・ギクユ人移民の仕事をとおして単著2017年アフリカレポート(ウェブ論文)アジア経済研究所38-50頁
『ミルクと蜂蜜の国』へ移住するということー米国・メリーランド州に住むギクユ人移民の語りの記録単著2017年1月聖心女子大学『聖心女子大学論叢』61-82頁

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
1995年4月~現在日本文化人類学会会員
1995年4月~現在社会人類学会会員(東京都立大学)
1996年4月~現在日本アフリカ学会会員
2006年4月~現在国際開発学会会員
1999年4月~2009年3月ナイルエチオピア学会会員
4-2 社会における主な活動(地域・産学連携・公的機関への協力)
年月日概要等
2017年~2022年度東京ボランティア・市民活動センター「市民学習コーディネーター推進委員会」副委員長として、学校と市民社会をつなぐコーディネーターを推進するための活動に参加
2011年~2012年文化遺産国際協力コンソーシアム「アフリカ分科会」委員
4-3 受賞歴,その他
年月日概要等
2008年度国際開発学会賞研究奨励賞(国際開発学会)




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