聖心女子大学

教育研究業績書

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■英語文化コミュニケーション学科 教授 中川 僚子(ナカガワ トモコ)
専門分野および専門テーマ 文学
取得学位文学修士/MA in Modern Literature
学位取得大学津田塾大学/University of Kent at Canterbury
最終学歴津田塾大学大学院文学研究科博士後期課程英文学専攻単位取得満期退学
 

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
国際イベントへの学生制作作品の参加2018年度イギリスの作家メアリ・シェリーの小説『フランケンシュタイン』出版200周年を記念して実施された国際イベント Frankenreadsに、学生が2つの前期授業で制作した創作作品(英語)および研究ポスター(英語)の展示企画(2018年10月20-21日聖心祭)で参加した。展示したのは、以下の2種類。(a)原作の一部を抜粋で読み、主人公が、「もう一人の自分」に遭遇する掌編を英語で創作した作品の小冊子。表紙デザインも各自が考えた。(b)「日本におけるフランケンシュタイン」をテーマとする9グループのポスター。授業では、原作に描かれたクリーチャーの表象について学んだ後、英語でポスター発表を行った。「マンガ」「ロボット」「あんぱんまん」「妖怪」「人形」「ハロウィーン」「山中恒の翻案」「TVドラマ」「映画・舞台」の9つのサブテーマについてグループ研究をし、その成果をパワーポイントを使った英語のポスターにまとめた。
クリエイティヴィティを育てる文学教育2010年度~現在多様な学生の個性豊かな創造性と想像力を引き出し、文学作品により能動的にかかわることができるように、文学教育に創作的な要素を取り入れている。2012年以降、卒業論文(英語)において、創作作品に研究・考察を加えて提出することを認めている。授業内でも、期末課題として、文学作品に触発された「創作」(登場人物の手紙や日記、パロディ、続編、もう一つの結末等)および「自作解説」という選択肢を設け、学生が自らクリエイターの体験をすることを奨励している。クリエイティヴィティを養うこうした取り組みは、文学作品の設定や構成、言語上の工夫、人物描写をより能動的に理解するための動機づけとなり、文学そしてことばに対するより深い理解が促されている。
アカデミック・ライティングへの導入教育としての英文リスポンス・ペーパー 2009年度~現在パラグラフ・ライティングの基本に添った英語によるリスポンス・ペーパーの指導。講義の中で自分が問題意識をもったひとつのポイントについて、主張とサポートをする。ほぼ毎回の授業で課し、次の授業時に数例を紹介し、コメントしている。できるだけいろいろな学生の例を紹介していくことで、リスポンス・ペーパーを書くことに動機が生まれると同時により長い分量の英文を書くための練習の場となっている。
リスポンス・ペーパーと授業評価2009年度~現在リスポンス・ペーパー(英語)は毎回すべて目を通し、すぐれたペーパーを次回授業の冒頭で紹介し、フィードバックをしている。授業内で理解がむずかしかった点については、再度説明を加え、質問があれば答えるなどで、学生の理解を一回一回の授業で確認している。双方向性が確保できることで、講義科目への学生の参加が積極的になる効果がある。また、リスポンス・ペーパーの記述および授業評価の自由記述は、自分自身の授業内容、進め方等の改善に役立てるように常に留意している。
パワーポイント・プレゼンテーションの指導2013年度~現在講義・ゼミにおいて、パワーポイントを使った英語によるプレゼンテーションを行なっている。担当回の英語による発表資料(パワーポイント・スライドおよびハンドアウト等)について、事前指導(質問への回答、英文のチェック、内容についての助言等)を行うことで、発表の質を高め、発表当日は内容に関する指導およびゼミ全体での討議に集中できるようにしている。卒業後、社会でも通用するプレゼンテーション技術の基礎を身につけることを目指している。
批判的思考力を養うグラフィック・オーガナイザーの利用2013年度~現在まとまった長さの英語の文章の組み立てを理解するために、読解の授業にグラフィック・オーガナイザーを多用している。英文をより正確に、かつ批判的に読解し、学生が自分の考えをまとめ、その考えを論理立てて、説得力豊かに論じるための補助となっている。
Moodleを使用したインタラクティヴな講義2012年度~2013年度100名を越える人数の講義科目に双方向性をもたせるためにMoodleを利用し、ポスター制作の指導を行った。30グループの作成した発表ポスターの英文の内容と表現、および画像について複数回のやりとりを経てポスターが完成した。また使用した参考資料、使用図版について、参考文献の書き方および剽窃を避ける方法についても指導した。作成したポスターは、公開講座をはさんで約一週間学内に展示し、一般に公開した。
研究ポスターの制作・一般展示2012年度~14年度イギリスの劇団によるシェイクスピア劇の公演に合わせて、事前に授業において、上演される劇をめぐる様々なテーマについてグループで調べ学習をし、英語ポスターを制作し、公演に合わせて一般展示した。劇を鑑賞する際に、台詞・演技・舞台道具・演出など多方面に関心をもつ契機となった。また事後に行われた劇評コンテストに個人で応募する際の基礎知識を提供する役割も果たした。
1-3 その他教育活動上の特記事項
項目年月日概要等
導入教育におけるアカデミック・スキルズの配布プリント2014年度~現在1年次生に対する授業で、英文学の作品講読および討議と並行して、メール(依頼状)の書き方、パワーポイントのプレゼンテーションにおける効果的な利用法、レポートの書き方など基本的なアカデミック・スキルズを実践的に指導している。まず学生が自らの課題を発見するように促し、その後、独自にまとめた配布プリントを配布・確認することで学習内容の定着を図っている。
パワーポイント資料の作成2014年度~現在必修の講義科目において、講義のポイントを表す映像を多く取り入れたパワーポイント資料を作成し、多面的アプローチによる理解の定着を図っている。
ハンドアウトの作成2009年度~現在大人数の講義科目において、講義の構成とポイントを示したハンドアウトを配布し、理解の定着を図っている。

2. 大学及び学校法人における役職の経歴

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<著書>
『パンデミックの言説』共著2022年12月1日アウリオン叢書21 白百合女子大学言語・文学研究センター岩政伸治(編)25-36頁
『文学の環境を探る』 共著2020年5月25日玉川大学出版部野田研一(編)166-178頁
『カズオ・イシグロの世界』(「廃物を見つめるカズオ・イシグロ: ゴミに記憶を託す」2008年を再録) 共著2017年12月1日水声社小池昌代、阿部公彦他57-83頁
『〈交感〉自然・環境に呼応する心』共著2017年3月31日ミネルヴァ書房野田研一(編)83-108頁
『旅にとり憑かれたイギリス人』共著2016年8月30日ミネルヴァ書房窪田憲子、木下卓、久守和子(編)269-296頁
『<日本幻想> 表象と反表象の比較文化論』共著2015年3月30日ミネルヴァ書房野田研一(編) 27-56頁
『文学から考える環境: エコクリティシズムガイドブック』共著2014年11月25日勉誠出版小谷一明、巴山岳人、結城正美、豊里真弓、喜納育江(編)      172-190頁
『日常の相貌: イギリス小説を読む』単著2011年8月20日水声社全257頁
『ラブレターを読む: 愛の領分』共著2008年12月10日大修館書店中村邦生、吉田加南子(編)134-148頁
『フランケンシュタイン』 共編著2006年12月25日ミネルヴァ書房 久守和子、中川僚子 (編)
『<食>で読むイギリス小説: 欲望の変容』共編著2004年6月5日ミネルヴァ書房安達まみ、中川僚子(編)
『<インテリア>で読むイギリス小説: 空間の変容』 共編著2003年5月20日ミネルヴァ書房久守和子、中川僚子(編)
『ロレンス鑑賞事典』 共著2002年9月30日彩流社大平章、橋本清一、加藤英治、武藤浩史、小田島恒志(編)303-329頁
『旅するイギリス小説: 移動の想像力』 共編著2000年3月25日ミネルヴァ書房久守和子、大神田丈二、中川僚子(編) 
『誘惑するイギリス』 共著1999年4月20日大修館書店杉恵惇宏(編)259-271頁
『ヒューマニズムの変遷と展望』共著1997年11月30日未来社竹田宏(編)191-216頁
『D. H. ロレンスと現代』共著1995年11月国書刊行会日本ロレンス協会(編)283-293頁
<論文>
「『フランケンシュタイン』明治中期の初邦訳―「新造物者」の底本をめぐって」単著2022年6月30日『聖心女子大学論叢』第139集3-27頁
”Anglo-Japanese Visual Encounters in 1889: Kipling, Alfred East and the Frankenstein Illustrators”単著2021年12月POETICA 雄松堂45-65頁
”Roses, Hyacinths, and Pineapples: Historical and Ecocritical Concerns in Northanger Abbey and The Mysteries of Udolpho”単著2019年12月Persuasions: The Jane Austen Journal (41) Jane Austen Society of North America138-149頁
「なんて美しいヒヤシンス!--環境文学として読む『ノーサンガー・アビー』」単著2019年6月20日『オースティン研究』 日本オースティン協会95-108頁
「生命の境界域をみつめる: 変革期の日本と『フランケンシュタイン』の「怪物」表象」単著2015年3月『科学研究費補助金による共同研究報告書 課題名『文学的交感の理論的・歴史的考察: 「自然-人間の関係学」』野田研一(編)
”Naming the Unnameable: Monstrosity and Personification in the First Japanese Translation of Frankenstein and its Illustrations”単著2014年12月POETICA 雄松堂95-113頁
「イギリス小説と<日本幻想>: キプリングとアングロ・ジャパニーズ様式を手掛かりに」単著2011年3月1日『科学研究費補助金による共同研究報告書 課題名〈日本幻想〉の研究: 表象と反表象のダイナミックス』野田研一(編)73-81頁
「エコクリティカル・ジェイン・オースティン: C. ブロンテ、D. H. ロレンスの批判を越えて」単著2010年7月20日『水声通信』第33号 水声社 170-177頁
「廃物を見つめるカズオ・イシグロ: ゴミに記憶を託す」単著2008年11月10日『水声通信』第26号 水声社86-107頁
「『何かがいる』という感覚: D. H. ロレンスと自然」単著2008年6月10日『水声通信』第24号  水声社 76-85頁
「衣装小説としての『ダロウェイ夫人』: クラリッサの身体意識」単著2008年1月『清泉女子大学紀要』 第55号109-125頁
「複数文化を生きる-日英現代小説考」単著1995年2月 『東西文化と日本-その理解と誤解-』 大東文化大学エクステンションセンター171-192頁
「沈黙と饒舌-カズオ・イシグロの虚構の世界」単著1994年12月『英日文化』第50号 英日文化協会24-33頁
「錯綜する絆-D. H. ロレンスと高村光太郎における〈家族〉」単著1994年9月『フォリオa』第3号 ふみくら書房63-83頁
「もう一つの証言、もう一つの声―非国教会文化とD. H. ロレンス」単著1993年11月『英日文化』第47号 英日文化協会88-97頁
<発表・講演等>
イギリス小説の読み方 その魅力と特性を語る招待発表2022年2月13日科学研究費基盤研究C「言語風景における〈視〉の制度:視点と移動」(代表 野田研一)研究会、オンライン
Kazuo Ishiguroと廃棄のイメージ--「やさしいだけの鎮魂歌」ではなく招待発表2019年5月26日日本英文学会第91回大会、安田女子大学
環境文学として読むNorthanger Abbeyシンポジウム発表2018年6月30日日本オースティン協会シンポジウム「<始まり>としてのNorthanger Abbey、大妻女子大学
Frankenstein in Meiji Japan: The 1889 Japanese Translation and Illustrations単独2018年1月31日ロンドン、ローハンプトン大学英文学・創作学科リサーチセミナー
Representations of Female Anger in Jane Austen and Other Women Writers単独2017年5月23日Chawton House Library: Fellowship Presentation, Chawton, UK
フランケンシュタイン』から ジェイン・オースティンへ ー衣食住からイギリス小説を読むー 単独2017年2月23日大東文化大学大学院文学研究科英文学専攻特別講義、大東文化大学
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』の問題領域シンポジウム発表2016年8月21日ASLE-Japan/文学・環境学会シンポジウム「原子力・原発と文学」ASLE-Japan/文学・環境学会、福井県福井市地域交流プラザ
人工/自然と<怪物>的なるもの: 日本におけるメアリ・シェリー『フランケンシュタイン』の受容史から単独2013年8月31日ASLE-Japan/文学・環境学会研究発表、白百合女子大学
交感論の可能性 イギリス小説を例に シンポジウム発表2010年8月28日ASLE-Japan/文学・環境学会シンポジウム「交感論の可能性をめぐって」ASLE-Japan/文学・環境学会 新潟県十日町市まつだいふるさと会館
<国際会議>
The Creature Stands at a Crossroads: The 1889-1890 Translation of Frankenstein招待発表2022年10月28日A Romantic Bicentennials: Curran Symposium. The Keats-Shelley Association of America. The Grolier Club, New York, USA
Roses, Hyacinths and Pineapples: Historical and Ecocritical Concerns in Northanger Abbey単独2019年10月4日Jane Austen Society of North America, Williamsburg Lodge, Williamsburg, Virginia, USA
An Ukiyo-e Artist Regenerating the Cultural ”Other”: Kobayashi Kiyochika and Frankenstein単独2018年7月7日Romantic Regenerations, University of Tokyo, Tokyo, Japan
Beauty of “Mind” and Beauty in “Person”: Self-Education and Improvement in Mansfield Park and Frankenstein単独2017年7月23日British Association for Romantic Studies (BARS), York, UK
Literary Representations of “Righteous Anger” in Mansfield Park and Frankenstein単独2017年6月19日Centre for the History of Emotions, Queen Mary, University of London, London, UK
A Ventriloquist Speaking in his/her Own Voice: The Translation and Illustrations of Frankenstein in the Meiji Japan単独2016年3月18日American Comparative Literature Association (ACLA), Boston, USA
Romantic Landscapes: Kiyochika’s Ukiyo-e Woodblock Prints and C. D. Friedrich’s Oil Paintings    単独2015年7月19日British Association for Romantic Studies (BARS), Cardiff, UK
A Nameless Creature Personified: The First Japanese Translation of Frankenstein and its Illustrations 単独2014年6月14日North American Society for the Study of Romanticism (NASSR), Tokyo, Japan
The Frankenstein Monster Transformed/Translated単独2013年7月25日British Association for Romantic Studies (BARS), Southampton, UK
The Story A Chair Tells: Interior/Exterior in D. H. Lawrence 単独2003年7月1日The 9th International Conference on D. H. Lawrence, Kyoto, Japan 
<事典項目>
『イギリス文化55のキーワード』「探検 世界の果てまで」「手紙/日記 「私」の声のありか」「大英博物館 人類の秘宝を集めて」執筆項目執筆2009年6月10日ミネルヴァ書房木下卓、窪田憲子、久守和子(編)28-31頁,100-103頁,228-231頁
『ミネルヴァ英語文学事典』
D. H. ロレンス、キャサリン・マンスフィールド、ジーン・リース、H・ライダー・ハガード、ハニフ・クレイシ、ブルース・チャトウィン、多文化主義、ブッカー賞ほか全12項目執筆
編集委員、項目執筆2007年4月20日ミネルヴァ書房木下卓、窪田憲子、高田賢一、野田研一、久守和子(編)
『たのしく読める英米青春文学−作品ガイド150』チャールズ・ディケンズ『大いなる遺産』、グレアム・グリーン『ブライトン・ロック』、ジーン・リース『カルテット』、イアン・マキューアン『異邦人たちの慰め』執筆。項目執筆2002年3月ミネルヴァ書房 高田賢一、中村邦生(編)
『たのしく読めるネイチャーライティング−作品ガイド120』 D. H. ロレンス『不死鳥』、ピーター・コンラッド『山の背後』執筆。項目執筆2000年10月20日ミネルヴァ書房ASLE-Japan/文学・環境学会(編) 
『たのしく読める英米女性作家』ジーン・リース『カルテット』、アリス・マンロー『乞食娘』、ジョイス・キャロル・オーツ『オン・ボクシング』、アナイス・ニン『アナイス・ニンの日記』執筆項目執筆1998年10月ミネルヴァ書房久守和子、窪田憲子、石井倫代(編)
<記事>
「AIに未来は託せるか―カズオ・イシグロ『クララとお日さま』」単著2021年9月30日『Apied (アピエ)』 Vol. 3833-35頁
「Kazuo Ishiguroと廃棄のイメージ--『やさしいだけの鎮魂歌』ではなく」単著2019年7月24日日本英文学会第91回全国大会Proceedings
「忘れがたい田んぼの風景--雲南市掛合町を訪ねる」単著2019年6月30日ASLE-Japan/文学・環境学会Newsletter No. 46
シンポジウム報告「<始まり>としてのNorthanger Abbey単著2019年6月20日日本オースティン協会『オースティン研究』第13号
「石牟礼道子追悼シンポジウム報告」単著2018年10月31日ASLE-Japan/文学・環境学会Newsletter No. 45
「チョートンハウスライブラリー・フェローシップ報告」単著2018年6月30日日本オースティン協会『オースティン研究』第12号
「英国ロマン派研究学会(BARS)2013年大会報告」単著2014年6月28日日本オースティン協会『オースティン研究』第8号
「カズオ・イシグロと長崎の記憶」単著2011年4月広島日英協会
「音読で味わうジェイン・オースティン」単著2007年10月大修館書店『英語教育』
<書評>
東雅夫・下楠昌哉編著『幻想と怪奇の英文学2』単著2016年11月11日『週刊読書人』
阿部公彦著『善意と悪意の英文学史』(東京大学出版会)単著2015年12月11日『週刊読書人』5頁
北川扶生子著『漱石の文法』(水声社)単著2012年8月24日『週刊読書人』4頁
廣野由美子著『一人称小説とは何か』(ミネルヴァ書房)単著2011年9月30日『週刊読書人』
水間千恵著 『女になった海賊と大人にならない子どもたち』単著2009年10月『週刊読書人』
エリザベス・ボウエン著 太田良子訳 『リトル・ガールズ』(国書刊行会) 単著2008年10月31日『週刊読書人』
ラドヤード・キプリング著 橋本槇矩・高橋和久編訳   『キプリング・インド傑作選』(鳳書房)単著2008年7月4日『週刊読書人』
島崎はつよ著『ジェイン・オースティンの語りの技法を読み解く』(開文社)単著2008年6月日本ジェイン・オースティン協会『ジェイン・オースティン研究』
加藤洋介著『D. H. ロレンスと退化論 世紀末からモダニズムへ』 (北星堂)単著2007年9月28日『週刊読書人』
玉井暉・新野緑共編 『〈異界〉を創造する 英米文学におけるジャンルの変奏』(英宝社)単著2007年3月30日『週刊読書人』
斎藤兆史・野崎歓著『英語のたくらみ、フランス語のたわむれ』 (東京大学出版会)単著2004年12月大修館書店『英語教育』
津島佑子著 『快楽の本棚』 (中公新書)単著2003年3月21日『週刊読書人』
蛭川久康他編 『ロンドン事典』(大修館書店)単著2002年10月大修館書店『英語教育』
カズオ・イシグロ著 『わたしたちが孤児だったころ』(早川書房)単著2001年8月31日『週刊読書人』
津島佑子著『笑いオオカミ』(新潮社)単著2001年2月2日『週刊読書人』
飯田操著『川とイギリス人』 (平凡社) 単著2000年7月英日文化協会 『英日文化』第66号 
木下卓・笹田直人・外岡尚美編『多文化主義で読む英米文学』 (ミネルヴァ書房)単著2000年2月18日『週刊読書人』
鈴村和茂『小説の「私」を探して」(未来社)単著1999年9月17日『週刊読書人』
津島佑子著『私』(新潮社)単著1999年4月23日『週刊読書人』
ピーター・コンラッド著 加藤光也訳『ヴィクトリア朝の宝部屋』(国書刊行会)単著1998年10月英日文化協会 『英日文化』第60/61合併号 
リービ英雄著『国民のうた』(講談社)単著1998年5月15日『週刊読書人』
カズオ・イシグロ著 古賀林幸訳『充たされざる者』上下単著1997年9月19日『週刊読書人』
ピアーズ・ブレンドン著 石井昭夫訳『トマス・クック物語-近代ツーリズムの創始者』(中央公論社) 単著1997年4月英日文化協会 『英日文化』第56号 
ウィリアム・ウッドラフ著 原剛訳『社会史の証人-20世紀ランカシャの失われた世界』(ミネルヴァ書房) 単著1995年10月英日文化協会『英日文化』第52号
<その他>
「廃棄と祈り―『クララとお日さま』を読む」単独2021年8月19日「カズオ・イシグロ『クララとお日さま』を読む」コメンテーター発表、青山学院大学 AGU環境人文学フォーラム、オンライン
”Our June Podcast”単独2017年6月 Chawton House Library Official Website
翻訳 リンダ・ホーガン著「歩く」単著1996年3月『ユリイカ 特集ネイチャーライティング』96-98頁

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
2017年8月~現在Jane Austen Society of North America会員
2015年11月~現在American Comparative Literature Association会員
2013年9月~現在ASLE-Japan/文学環境学会評議員
2013年4月~現在British Association for Romantic Studies会員
2006年6月~現在日本オースティン協会会員
1995年4月~現在ASLE-Japan/文学環境学会会員
1985年4月~現在日本ロレンス協会会員
1985年4月~現在日本英文学会会員
2011年9月~2013年8月ASLE-Japan/文学環境学会 会誌編集委員長
2009年9月~2011年8月ASLE-Japan/文学環境学会 会誌編集委員
2002年4月~2005年3月日本ロレンス協会評議員
4-2 社会における主な活動(地域・産学連携・公的機関への協力)
年月日概要等
2022年9月1日Dr. Alan Suggate(英国ダラム大学元教授)による聖公会神学院創立110周年記念講演をめぐるダラム-東京のオンライン対話、通訳
2022年8月Dr. Alan Suggate(英国ダラム大学元教授)による聖公会神学院創立110周年記念講演の翻訳協力
4-3 受賞歴,その他
年月日概要等
2017年5月Chawton House Fellowship, UK




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