聖心女子大学

教育研究業績書

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■国際交流学科 准教授 畑 浩一郎(ハタ コウイチロウ)
専門分野および専門テーマ フランス文学
ロマン主義
取得学位博士(文学)
学位取得大学パリ第四大学(ソルボンヌ)
 
 
主な職歴概要等
年月日概要等
2016年~現在聖心女子大学文学部国際交流学科准教授
2011年~2016年聖心女子大学文学部国際交流学科専任講師
2008年~2011年東京大学大学院人文社会研究科・文学部フランス語フランス文学専修課程・助教

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
「フランス語履修者ガイドブック」の作成2012年~現在フランス語選択の1、2年生に向けた学習の手引きを作成。本学にてフランス語教育に関わる非常勤講師の先生方の協力を得て、辞書、参考書の紹介、またフランス文化に親しむための映画や小説などについての情報を盛り込んだ小冊子を作り、新年度初回授業で配布している。

2. 大学及び学校法人における役職の経歴

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<論文>
学問と宗教の相剋ーヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿』(1810年版)をめぐって単著2022年5月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第55号(中地義和先生退職記念特集号)89-107頁
フロベールの見たエジプト単著2021年12月『聖心女子大学論叢』 第138集 3-26頁
ヤン・ポトツキと『サラゴサ手稿』 単著2020年6月『聖心女子大学論叢』 第135集 3-31頁
『サラゴサ手稿』における人知と学問の意義単著2019年12月『聖心女子大学論叢』 第134集 41-76頁
近代ギリシアをめぐるふたつのイメージ ーシャトーブリアン『パリからエルサレムへの旅程』についての一考察単著2018年12月『聖心女子大学論叢』第132集29-54頁
シャトーブリアンと親ギリシア主義 ――「ギリシアに関するノート」(1826)をめぐる一考察――単著2018年6月『聖心女子大学論叢』第131集19-41頁
「ヤン・ポトツキ『サラゴサ草稿』における語りの中断について」単著2017年1月『聖心女子大学論叢』第128集3-26頁
「旅行記、自伝、歴史 シャトーブリアン『パリからエルサレムへの旅程』論」単著2015年1月『聖心女子大学論叢』第124集3-26頁
「異国への郷愁、「出会い」の美学 ?? テオフィル・ゴーチエ『コンスタンチノープル』読解の試み ??」単著2012年12月『聖心女子大学論叢』第120集41-56頁
“Le Manuscrit trouve a Saragosse par Jean Potocki - Essai sur les remaniements de l’oeuvre”単著2012年11月Acte du colloque international Balzac et alii, genetiques croisees. Histoires d’Editions
「『サラゴサ草稿』研究序説」単著2011年6月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会 第43号15-39頁
「ヨーロッパとアジアの狭間にて テオフィル・ゴーチエ『コンスタンチノープル』(1853)」単著2011年5月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第42号(田村毅先生退官記念特集号)79-91頁
「自分を語る旅行者 シャトーブリアン『パリからエルサレムへの旅程』」単著2010年12月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第39号25-44頁
「ゼトネビーとゼイナブ 女主人公の名前をめぐって」単著2008年12月『ネルヴァル手帖』第5号123-143頁
「『野蛮』の美と文学的銀板写真家 ?? テオフィル・ゴーチエ『コンスタンチノープル』(1848)」単著2008年3月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第36号43-67頁
「帽子の代わりにターバンを!??ロマン主義時代のオリエント旅行記に見る『変装』の役割の変遷について」単著2007年9月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第35号109-122頁
「アマチュア宣教師ガスパラン夫人の奮闘??『レヴァント旅行』(1848)」単著2006年9月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第33号75-98頁
「フランス人のマムルーク??エジプト人として生きたフランス人たちの数奇な運命に関する小論」単著2006年3月『ネルヴァル手帖』第4号99-111頁
「ハレムという悪弊??オリエント人女性の境遇に関するガスパラン夫人の考察」単著2005年6月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第31号71-94頁
「都市と旅行者??十九世紀前半のオリエント旅行記をめぐって」単著2003年11月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第28号51-75頁
「旅行者と服装??十九世紀前半のオリエント旅行記に見るアイデンティティの問題単著2003年5月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第27号107-132頁
“Le debarquement en Orient : formalites de sejour et identite des voyageurs au Levant dans la premiere moitie du XIXe siecle”単著2002年11月『仏語仏文学研究』東京大学仏語仏文学研究会、第26号44-82頁
「翻訳の詩学、『ファウスト』翻訳に見るネルヴァルの po?tique の変遷」単著1999年3月『仏語仏文学研究』 東京大学仏語仏文学研究会 第19号3-28頁
「ネルヴァルとサント・ペラジー牢獄」単著1995年12月『ネルヴァル手帖』第2号75-82頁
<発表・講演等>
19世紀フランスと地中海単独2023年4月12日青山アカデミー 地中海と旅 NHK文化センター青山教室 
ギュスターヴ・フロベールの見たエジプト 単独2022年1月8日十九世紀フランス文学研究会
カミュの『ペスト』を読む 単独2021年12月11日第45回地中海学会大会 地中海トーキング「地中海が見た病と健康」
19世紀フランス芸術と地中海 ー 文学と美術のはざま ー 単独2021年9月1日地中海世界の交流とネットワーク (NHK文化センター青山教室)
フランス・ロマン主義時代のオリエント旅行記 ジェラール・ド・ネルヴァルの『東方紀行』をめぐって単独2019年1月17日日本観光研究学会研究分科会「観光文学研究会」
フランス・ロマン主義とギリシア独立戦争 ――作家シャトーブリアンをめぐって――単独2018年7月14日帝京大学 南欧研究会
フランス・ロマン主義とギリシア独立戦争――作家シャトーブリアンをめぐって――単独2017年6月11日地中海学会シンポジウム「地中海学の未来」
「ジェラール・ド・ネルヴァルとカイロの女たち」単独2016年3月14日ワールド航空サービス 知求アカデミー講座
「旅をする文学者??ジェラール・ド・ネルヴァルと地中海」単独2014年4月26日ブリヂストン美術館土曜講座 地中海学会春期連続講演会「地中海世界を生きる?」
「フランス文学に見る19世紀パリの食卓」単独2014年12月1日地中海講座「地中海~食と文化~」、NHK文化センター青山教室
「私は永遠に自分について語る」~シャトーブリアン『パリからエルサレムへの旅程』をめぐって~単独2013年10月27日日本フランス語フランス文学会 2013年度春季大会(別府大学)ワークショップ「旅と文学」(コーディネーターと発表者兼任)
フランス・ロマン主義文学と地中海~灼熱の光を求めて~単独2013年8月19日NHK文化センター青山教室 「地中海への誘い~伝統と革新の18、19世紀ヨーロッパ~」
「旅行者ゴーチエと変遷するトルコ」単独2012年5月20日ソフィア国際シンポジウム「テオフィル・ゴーチエと 19 世紀芸術」(上智大学)
「ヤン・ポトツキ『サラゴサ草稿』をめぐって」単独2011年6月19日地中海学会第35回大会、シンポジウム「さまよえる地中海」(日本女子大学)
「近東を旅するフランス人ーー19世紀のオリエント旅行記から」単独2010年9月25日ブリヂストン美術館土曜講座、地中海学会秋季連続講演会「異文化交流の地中海」
「オリエントを旅するフランス人ーー19世紀の旅行記から」単独2010年9月11日地中海学講座「イスラームとヨーロッパの出会い」、朝日カルチャーセンター
Vingt ans de remaniements. Jean Potocki, Manuscrit trouve a Saragosse単独2010年6月4日Balzac et alii, genetiques croisees. Histoires d’Editions, Colloque international organise par le Groupe International de Recherches Balzaciennes, l’Universite Paris Diderot et la Maison de Balzac
「他者との邂逅 一 フランス・ロマン主義時代のオリエン卜旅行記をめぐって」単独2008年12月13日地中海学会定例研究会(東京大学本郷キャンパス)
「帽子の代わりにターバンを! ロマン主義時代のオリエント旅行記に見る『変装』の役割の変遷について」単独2006年10月28日日本フランス語フランス文学会2006年度秋季大会(岡山大学)
「変遷するトルコ??テオフィル・ゴーチエの『コンスタンチノープル』」単独2005年10月15日日本フランス語フランス文学会2005年度秋季大会(新潟大学)
<翻訳>
ヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿』上、中、下巻2022年~2023年岩波文庫
『ネルヴァル全集』全6巻共訳1997年~2003年筑摩書房田村毅、丸山義弘編633-638頁,638-643頁,643頁

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
2015年~現在地中海学会 常任委員
2013年~現在地中海学会 将来構想委員
2010年~現在地中海学会 学会誌編集委員
2008年~現在地中海学会 会員
2005年~現在日本フランス語フランス文学会 会員
2015年~2018年地中海学会 学会誌『地中海学研究』編集委員長
2008年~2016年地中海学会 定例研究会担当委員
2015年~2016年日本フランス語フランス文学会 常任幹事(会計担当)
2013年~2016年日本フランス語フランス文学会 学会誌編集委員
4-3 受賞歴,その他
年月日概要等
2009年6月1日地中海学会ヘレンド賞受賞




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