聖心女子大学

教育研究業績書

専任教員一覧に戻る



■史学科 准教授 石原 比伊呂(イシハラ ヒイロ)
専門分野および専門テーマ 日本中世史
室町期公武関係論
取得学位博士(歴史学)
学位取得大学青山学院大学
HPアドレスリンクhttps://hiiroishihara.jimdo.com/
 

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
講義に対して能動的に接するよう導く。2012年~現在出席カードとは別にリアクションペーパーを配布し、その当日の授業内容を簡単にまとめさせるとともに、翌週の授業内容と連関するキーワードを用いた自由作文を課し、予習を促した。

2. 大学及び学校法人における役職の経歴

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<著書>
『【増補改訂版】室町時代の将軍家と天皇家』単著2024年5月勉誠社全560頁
『北朝天皇研究の最前線』「南北朝合一」後、親密さを演出した天皇家と将軍家」共著2023年11月山川出版社遠藤珠紀・水野智之編、日本史史料研究会監修158-175頁
『「室町殿」の時代-安定期室町幕府研究の最前線』「足利家と天皇家の一体化は、どのように進行したのか」共著2021年12月山川出版社久水俊和編、日本史史料研究会監修63-82頁
『室町文化の座標軸-遣明船時代の列島と文事』「足利将軍家の規範先例-「義満型」と「義持型」なる二類型と応永という時代」共著2021年10月勉誠出版芳澤元編134-174頁
『北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像』単著2020年7月中央公論新社全251頁
『戦国・室町天皇列伝』「光明天皇」編著2020年3月戎光祥出版久水俊和・石原比伊呂編131-152頁
『画期としての室町~政事・宗教・古典学』「十五世紀末における摂関職就任論理の変化」共著2018年10月勉誠出版前田雅之編73-93頁
『足利将軍と室町幕府』単著2017年12月戎光祥出版全208頁
『室町幕府将軍列伝』「第九代 足利義尚-独り立ちへの苦悶」共著2017年9月戎光祥出版榎原雅治・清水克行編234-258頁
『十四世紀の歴史学-新たな時代への起点-』「足利義満の笙と西園寺実兼の琵琶-十四世紀における公家社会の変容を考えるための一視角-」共著2016年6月高志書院中島圭一編297-319頁
『室町時代の将軍家と天皇家』単著2015年10月勉誠出版全380頁
<論文>
足利義政・義尚に対する呼称の変遷と「公方」~中世における呼称と記録上の表記に関する一試論単著2022年3月『青山史学』四〇75-91頁
足利義稙にとっての笙と義満先例~将軍権威再建への試行錯誤単著2020年12月『聖心女子大学論叢』一三六81-116頁
光明天皇に関する基礎的考察単著2019年12月『聖心女子大学論叢』一三四101-125頁
中世天皇制と学芸単著2019年11月『歴史評論』八三六49-58頁
笙器「達智門」にみる足利義材の近江出陣単著2019年1月『聖心女子大学論叢』一三二51-89頁
近衛政家の台頭単著2018年6月『聖心女子大学論叢』一三一59-87頁
室町後期における二条家の停滞単著2018年1月『聖心女子大学論叢』一三〇71-95頁
室町幕府将軍権威の構造と変容単著2017年10月『歴史学研究』九六三57-65頁
室町後期の近衛家と他の摂家~近衛政家を中心に単著2017年6月『聖心女子大学論叢』一二九33-57頁
足利義材の笙始儀と豊原統秋単著2017年1月『聖心女子大学論叢』一二八37-60頁
足利義満と笙との関係についての再検討単著2016年4月『国史学』二一八45-74頁
北山殿行幸再考単著2012年5月『年報中世史研究』三七61-86頁
義詮期における足利将軍家の変質単著2012年4月『鎌倉遺文研究』二九1-25頁
足利家における笙と笙始儀単著2012年3月『日本歴史』七六六16-31頁
足利義嗣の元服単著2012年3月『東京大学史料編纂所研究紀要』二二49-65頁
鹿苑院殿佳例と二条持基単著2011年3月『史友』四三 21-43頁
室町殿行幸にみる足利義教の位置づけ単著2011年3月『青山史学』二九 1-19頁
南北朝期における足利家の笙単著2010年3月『史友』四二19-33頁
『内侍所御神楽部類記』にみる足利義満と室町前期の公家社会単著2009年5月東京大学史料編纂所研究成果報告2008-1『目録学の構築と古典学の再生―天皇家・公家文庫の実態復原と伝統的知識体系の解明―』34-63頁
足利義教と義満・義持~朝廷行事における行動の分析から単著2009年4月『歴史学研究』八五二21-31頁
室町時代の将軍と摂関家~足利義持と一条経嗣を中心に単著2008年3月『ヒストリア』二〇九81-103頁
足利義教の初政単著2008年9月『日本歴史』七二四17-33頁
『大嘗会仮名記』の作者に関する覚え書き単著2007年3月『史友』三九43-56頁
将軍空位期の室町幕府と公家社会~義円と条々単著2007年3月『青山史学』二五1-19頁
足利義持と後小松王家単著2007年6月『史学雑誌』一一六の六1-31頁
鎌倉後期~室町期の綾小路家単著2007年6月『日本歴史』七〇九1-17頁
准摂関家としての足利将軍家~義持と大嘗会との関わりから単著2006年2月『史学雑誌』一一五の二60-84頁
家業としての雅楽と御遊単著2002年3月『史友』三四41-69頁
<発表・講演等>
本所領保護命令と守護出銭に関する素描〜文明年間を中心に単独2021年10月東京大学中世史研究会2021年10月例会(オンライン)
足利将軍家の規範先例―「義満型」と「義持型」なる二類型と応永という時代―単独2019年9月応永・永享期文化論研究会公開シンポジウム「足利義持とその時代―歴史・文化史・文学史―」(東京大学福武ホール地下1階 史料編纂所大会議室)
光明天皇に関する雑考単独2019年4月第76回室町期研究会例会(聖心女子大学4号館聖心コモンズ)
「室町殿故実」に関する覚書単独2017年12月第65回室町期研究会例会(明治大学アカデミーコモン8階308G教室)
室町幕府将軍権威の構造と変容単独2017年5月2017年度歴史学研究会大会中世史部会(学習院大学百周年記念会館正堂)
足利義満と笙との関係についての再検討単独2014年11月国史学会11月例会(國學院大學渋谷キャンパス3号館4階3401教室 )
貢馬御覧にみる室町時代の公武関係単独2012年9月第11回室町期研究会例会(学習院大学 東1号館801教室)
足利義材の近江出陣と笙単独2012年2月中世史研究会2月例会(国鉄会館7階桜・梅)
義詮期における足利将軍家の変質単独2011年6月鎌倉遺文研究会第172回例会(早稲田大学文学部第2会議室)
雅楽への接し方にみる足利義材(義稙)と将軍権威単独2010年10月東京大学中世史研究会(東京大学赤門総合研究棟)
足利義教と義満・義持―朝廷儀礼における行動の分析から―単独2008年5月歴史学研究会・日本中世史部会5月【ミニシンポジウム】
テーマ:室町殿論―新しい国家像を目指して―
早稲田大学文学部36号館
<記事>
足利義満~「王権簒奪」イメージを越えた将軍と天皇の関係性単著2017年9月『歴史REAL 南北朝』76-81頁
史料を読み解く 皇位簒奪計画説 立論の根拠を再検証する 『北山殿行幸記』単著2013年12月『週刊 新発見!日本歴史』二三 室町時代229-30頁
足利将軍家と笙単著2013年12月『週刊 新発見!日本歴史』二二 室町時代115頁
義満皇位簒奪計画~天皇が望んだ将軍による公武統一体制単著2010年8月『歴史読本』五五の八106-111頁
<書評>
書評 髙鳥廉著『足利将軍家の政治秩序と寺院』単著2023年9月『史学雑誌』一三二の九56-64頁
谷口雄太著『中世足利氏の血統と権威』単著2020年8月『ヒストリア』二八一80-87頁
書評と紹介 三島暁子著『天皇・将軍・地下楽人の室町音楽史』単著2013年5月『日本歴史』七八〇号109-111頁
書評 久水俊和著『室町期の朝廷公事と公武関係』単著2012年7月『日本史研究』五九九53-60頁
書評と紹介 桃崎有一郎著『中世京都の空間構造と礼節体系』単著2011年6月『日本歴史』七五七113-115頁
伊藤喜良著『足利義持』単著2009年2月『史学雑誌』一一八の二294-295頁
書評 豊永聡美『中世の天皇と音楽』単著2008年5月『歴史学研究』八四〇46-49頁
書評と紹介 水野智之著『室町時代公武関係の研究』単著2007年8月『日本歴史』七一一108-110頁

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
~現在史学会会員
~現在歴史学研究会会員
~現在日本史研究会会員
~現在日本歴史学会会員
~現在大阪歴史学会会員




Copyright(c), University of the Sacred Heart,Tokyo All rights reserved.