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専門分野および専門テーマ | 哲学 |
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取得学位 | 文学修士(哲学) |
学位取得大学 | 東京大学 |
最終学歴 | 東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程満期退学 |
年月日 | 概要等 |
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2019年4月1日~現在 | 聖心女子大学現代教養学部教授 |
2014年4月1日~2019年3月31日 | 聖心女子大学文学部教授 |
2009年4月1日~2014年3月31日 | 奈良教育大学教育学部教授 |
2007年4月1日~2009年3月31日 | 奈良教育大学教育学部准教授 |
1990年10月1日~2007年3月31日 | 奈良教育大学教育学部助教授 |
1988年4月1日~1990年9月30日 | 東京大学教養学部助手 |
項目 | 年月日 | 概要等 |
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学生の自律性と相互の働きかけを重視した論文指導 | 2014年~現在 | 卒論作成のための指導においては、個別指導と担当学生全員による検討を併用し、学生自身の問題関心と自律性を尊重しつつ、相互に刺激を与え合い切磋琢磨できる機会を確保するよう努めている。 |
外国語原典の精読を重視した演習の実施 | 2014年~現在 | 演習形式の授業では、極力、英語、フランス語、ラテン語等の古典的著作を原典で精読することにより、外国語の読解能力の向上はもちろんのこと、論理的思考力や日本語表現力、物事を多面的に考察する力、などの総合的な向上を目指している。 |
講義形式の授業におけるリアクション・ペーパーの活用 | 2014年~現在 | 講義形式の授業においては、毎回リアクション・ペーパーの提出を求め、講義内容に関する積極的な問題関心や自律的考察を促すとともに、理解度を確認し、重要な質問や疑問・誤解等については、それ以降の授業でフィード・バックするよう努めている。 |
講義内配付資料の作成と工夫 | 2014年~現在 | 講義形式の授業において、毎回の講義内容に関するレジュメ、必要に応じた参考資料等を作成・配付し、学生の理解と復習のための一助としている。 |
基礎的な学びの技法の指導 | 2015年~現在 | 1年次生を対象とした演習で、ノート・テイキング、資料収集、レジュメ作成、プレゼンテーションの仕方、レポート・論文の書き方等、大学での学びのための基礎的な技法(アカデミック・スキルズ)について指導している。 |
ICTツールを活用した双方向型指導 | 2020年~現在 | 対面、オンラインを問わず、ほとんどすべての授業においてGoogle Classroom, Meet 等のアプリケーションを利用し、資料の提示、毎回の授業へのリアクション・コメントや課題の提出およびそれらに対するフィードバック、授業時間外でのオンラインによる指導などを行っている。 |
年月日 | 概要等 |
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2018年4月1日~2021年3月31日 | 図書館長 |
著書・論文等の名称 | 単著・ 共著の別 | 発行または 発表の年月 | 発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)、 発表・講演等のテーマ 及び内容等の名称 | 編者・著者名 (共著の場合のみ記入) | 該当頁数 |
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<著書> | |||||
『スピノザと近代ドイツ—思想史の虚軸』 「ピエール・ベールと『歴史批評辞典』の「スピノザ」」 | 共著 | 2022年3月 | 岩波書店 | 加藤泰史(編) | 3-28頁 |
『ライプニッツ読本』 「ホッブズとライプニッツ─思考と言語の関係をめぐって」 | 共著 | 2012年10月 | 法政大学出版局 | 酒井潔、佐々木能章、長綱啓典(編) | 168-183頁 |
『形而上学の可能性を求めて─山本信の哲学』 「ホッブズと若き日のライプニッツ─十七世紀に「大陸合理論」の哲学は存在したのか?」 | 共著 | 2012年9月 | 工作舎 | 佐藤徹郎、雨宮民雄、佐々木能章、黒崎政男、森一郎(編) | 224-234頁 |
『不安社会のアナトミー:同志社大学ヒューマン・セキュリティ研究センター公開講座の記録』 第3回 社会と感情「認め合うことと倫理」 | 共著 | 2008年3月 | 萌書房 | 庭田茂吉(編著) | 107-133頁 |
『社会と感情』 第II部第1章「承認への欲望と自然権の思想─ホッブズにおける倫理の基礎─」 | 共著 | 2008年3月 | 萌書房 | 山形頼洋(編著) | 81-121頁 |
『哲学の歴史 第5巻:デカルト革命』 「ホッブズ」 | 共著 | 2007年12月 | 中央公論新社 | 小林道夫(責任編集) | 45-114頁,738-742頁 |
<論文> | |||||
ホッブズにおける人間の平等について | 単著 | 2019年6月 | 『聖心女子大学論叢』第133集 | 25-49頁 | |
ベラヴァルのライプニッツと十七世紀─あるいは、ライプニッツのデカルトと十七世紀 | 単著 | 2015年12月 | イヴォン・ベラヴァル『ライプニッツのデカルト批判 下』岡部英男・伊豆藏好美訳、法政大学出版局 | 578-596頁 | |
ライプニッツ的オプティミズムの現代的可能性について─未来の「弁神論」に向けて─ | 単著 | 2013年11月 | 『奈良教育大学紀要』第62巻第1号 | 89-96頁 | |
ホッブズとスピノザにおける「自然権」─イエレス宛書簡を手がかりとして─ | 単著 | 2011年4月 | 『スピノザーナ』(スピノザ協会年報)第11号 (2010) 学樹書院 | 35-64頁 | |
坂部哲学の中のライプニッツ | 単著 | 2011年12月 | 『別冊水声通信 坂部恵—精神史の水脈を汲む』水声社 | 215-225頁 | |
「方法の精神」としての唯物論─ホッブズにおける哲学と学知(scientia) | 単著 | 2010年9月 | 哲学会編『想像力・共感』(『哲学雑誌』第125巻第797号)有斐閣 | 144-182頁 | |
「力の市場」と承認への欲望─マクファーソンのホッブズ解釈をめぐって─ | 単著 | 2006年3月 | 日本倫理学会編『倫理学年報』第55集 | 33-47頁 | |
承認への欲望と死の恐怖─レオ・シュトラウスのホッブズ「自然状態」論解釈をめぐって─ | 単著 | 2005年3月 | 『同志社大学ヒューマン・セキュリティ研究センター年報』第2号 萌書房 | 140-164頁 | |
永遠真理の記憶と想起─ホッブズ vs. デカルト | 単著 | 2003年9月 | 哲学会編『記憶』(『哲学雑誌』第118巻第790号)有斐閣 | 66-83頁 | |
ホッブズと「哲学」 | 単著 | 2001年11月 | 『奈良教育大学紀要』第50巻第1号 | 17-25頁 | |
今日の学校における道徳教育について、まず考えるべきことは何か | 単著 | 2000年3月 | 『奈良教育大学教育研究所紀要』第36号 | 1-10頁 | |
ホッブズにおける宗教の問題 | 単著 | 1997年11月 | 『奈良教育大学紀要』第46巻第1号 | 51-71頁 | |
ホッブズにおける《人間の自然》 | 単著 | 1993年5月 | 哲学会編『自然と人間』(『哲学雑誌』第108巻第780号)有斐閣 | 39-53頁 | |
スピノザの自由─<I>─「自由な必然性」と「活動」─ | 単著 | 1989年9月 | 『東京大学教養学部人文科学科紀要』第89輯哲学XXIV | 203-234頁 | |
マテシスの理念と空間の形而上学─「普遍数学」構想を介して対峙するライプニッツとデカルト─ | 単著 | 1988年10月 | 『現代思想』第16巻第12号 青土社 | 108-121頁 | |
ライプニッツと「心身問題」 | 単著 | 1987年5月 | 日本哲学会編『哲学』第37号 法政大学出版局 | 152-162頁 | |
ライプニッツにおける「物体の現象性」─近世的思考空間の生成に関する一考察─ | 単著 | 1986年1月 | 東京大学文学部哲学研究室編『論集』IV | 156-170頁 | |
<発表・講演等> | |||||
ホッブズにおける人間の平等について | 単独 | 2018年11月3日 | 哲学会第57回研究発表大会(東京大学本郷キャンパス) | ||
人間の平等について考える | 単独 | 2018年9月8日 | 聖心女子大学同窓会宮代会主催 第39回宮代祭 哲学科同窓会講演会(聖心女子大学) | ||
ベールと『歴史批評辞典』のスピノザ | 単独 | 2014年7月12日 | 一橋哲学・社会思想セミナー:スピノザ・コネクション(1)(一橋大学) | ||
「リベラルな民主主義」社会の持続可能性について─思想史の観点から考える─ | 単独 | 2013年3月1日 | 奈良教育大学 学ぶ喜び・ESD連続公開講座第10回(奈良教育大学) | ||
現代に可能なオプティミズムはライプニッツ的たり得るか | 単独 | 2012年10月13日 | 日本倫理学会大会第63回主題別討議「ライプニッツと現代」(日本女子大学) | ||
ホッブズと17世紀「大陸合理論」の哲学─ライプニッツへの影響を中心に─ | 単独 | 2011年3月29日 | 日本イギリス哲学会第35回研究大会シンポジウムII「イギリス思想とヨーロッパの哲学」(京都大学) | ||
ホッブズとスピノザにおける「自然権」─「イエレス宛書簡」を 手がかりとして─ | 単独 | 2009年12月12日 | スピノザ協会第52回研究会(大阪大学豊中キャンパ ス) | ||
認め合うことと倫理 | 単独 | 2007年12月15日 | 同志社大学ヒューマン・セキュリティ研究センター公開講座(同志社大学) | ||
自由と必然 | 単独 | 1991年11月2日 | 哲学会第30回研究発表大会(東京大学本郷キャンパス) | ||
<翻訳> | |||||
イヴォン・ベラヴァル『ライプニッツのデカルト批判 下』 | 共訳 | 2015年12月 | 法政大学出版局 | 岡部英男(共訳) | 477-565頁 |
『ライプニッツ著作集 第Ⅱ期 1哲学書簡』 ホッブズ宛書簡(訳・解説) | 共訳 | 2015年5月 | 工作舎 | 酒井潔・佐々木能章(監修) | 55-68頁 |
『科学・技術・倫理百科事典』 「ホッブズ」「ヒューマニズム」「人間本性」「ヒューム」「ライプニッツ」「ロック」「ルソー」「スミス」「社会契約説」「弁神論」 | 共訳 | 2012年1月 | 丸善出版株式会社 | 科学・技術・倫理百科事典翻訳編集委員会(監訳) | |
イヴォン・ベラヴァル『ライプニッツのデカルト批判 上』 | 共訳 | 2011年12月 | 法政大学出版局 | 岡部英男(共訳) | 1-142頁 |
G.W.ライプニッツ「実在的現象を想像的現象から区別する方法について」 | 単独訳 | 1990年3月 | 『季刊哲学』10号[vol.Ⅳ-1] 哲学書房 | 30-37頁 | |
G.W.ライプニッツ「真の神秘神学について」 | 単独訳 | 1989年12月 | 『季刊哲学』9号[vol.Ⅲ-4] 哲学書房 | 162-168頁 | |
トマス・ホッブズ「計算ないしは論理学」 | 単独訳 | 1988年8月 | 『季刊哲学』4号[vol.Ⅱ-4] 哲学書房 | 94-109頁 | |
G.W.ライプニッツ「チルンハウスへの書簡」 | 単独訳 | 1988年1月 | 『季刊哲学』創刊号[no.1] 哲学書房 | 41-47頁 | |
G.W.ライプニッツ「普遍的総合と普遍的分析」 | 単独訳 | 1988年1月 | 『季刊哲学』創刊号[no.1] 哲学書房 | 48-59頁 | |
<その他> | |||||
「千年」単位の時を超えた新たな発振源─『ライプニッツ著作集』全10巻の完結に寄せて | 単著 | 1999年9月3日 | 『週刊読書人』第2300号 | 3頁 | |
スピノザとライプニッツの出会い(「研究手帖」) | 単著 | 1988年11月 | 『現代思想』第16巻第13号 青土社 | 342頁 |
年月日 | 概要等 |
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1982年~現在 | 哲学会会員 |
1985年~現在 | 日本哲学会会員(2009年~2013年 編集委員) |
1989年~現在 | スピノザ協会会員 |
1995年~現在 | 日本倫理学会会員 |
2001年~現在 | 日本イギリス哲学会会員 |
2009年~現在 | 日本ライプニッツ協会会員(2009年~現在 理事) |
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