聖心女子大学

教育研究業績書

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■哲学科 准教授 山田 庄太郎(ヤマダ ショウタロウ)
専門分野および専門テーマ 哲学
取得学位博士(文学)
学位取得大学筑波大学大学院
最終学歴筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻一貫制博士課程修了
 

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
学習の目的、および全体像を把握できる工夫2016年~現在履修者の学習意欲を維持、向上させ、主体的に授業に参加できるよう、初回授業時に授業の到達目標とその現代的意義を明示。さらに、各授業の冒頭でその時間の学習内容が全体の中でどのように位置づけられるかを説明し、学生が各回の学習内容を、体系的に理解できるよう工夫した。
ICTを活用した授業方法2016年~現在PCとプロジェクタを利用し、地図や概念図、系統樹、および各種図表を提示。授業内容を視覚的にも把握できるようにした。また、テキストの古写本や関連する美術作品、遺跡、史跡の写真を用い、履修者の興味・関心を惹起し、主体的に学習に取り組めるよう工夫している。
授業運営におけるwebの積極活用2016年~現在予習と復習の一助として、授業に使用する資料をweb上で公開した。公開する資料については、電子データとしての特性を活かして、参考文献やアカデミック・サイト、各種資料の電子版等へのwebリンクを掲載し、履修者が発展的学習へ取り組むことが出来るよう配慮している。
授業外での学習を促進する取組2016年~現在授業内容の復習だけでなく、発展的な学習に取り組めるよう、履修者の習熟度合いに応じて参考文献を提示。また、各授業の終了時に、次回授業の概要を提示し、予習に取り組みやすいよう工夫している。
1-3 その他教育活動上の特記事項
項目年月日概要等

2. 大学及び学校法人における役職の経歴

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<著書>
『よくわかる宗教学』(「古代宗教(3):ゾロアスター教・マニ教」)担当執筆共著2015年3月10日ミネルヴァ書房櫻井義秀、平藤喜久子(編著)52-53頁
<論文>
提題 アンブロシウスと枢要徳 : キケロの影響とアンブロシウスの独自性 (特集 枢要徳の形成と発展(1)教父時代における枢要徳の受容と形成 : 第68回大会 シンポジウム)単著2020年9月15日『中世思想研究』62号110-118頁
初期キリスト教における「笑い」:ヘレニズム哲学とキリスト教思想単著2017年3月30日『エイコーン:東方キリスト教研究』47号30-52頁
アウグスティヌスの時間論:『告白』の統一的主題を巡る研究(博士論文)単著2014年3月25日筑波大学全124頁
『告白録』第11巻のいわゆる「時間論」を巡って単著2014年3月20日『パトリスティカ』17号42-47頁
アウグスティヌス『告白』の時間論に於ける過去と未来の対称性について単著2013年3月31日『宗教学・比較思想学論集』14号63-72頁
アウグスティヌス『告白』の時間論が有する諸特徴について:アリストテレス,プロティノスとの比較から単著2012年9月25日『中世思想研究』54号35-52頁
アウグスティヌス『告白』のキアスムス構造に於ける新プラトン主義単著2012年3月31日『宗教学・比較思想学論集』13号45-57頁
アウグスティヌス『告白』におけるアカデミア派懐疑論の二重の役割単著2011年3月31日『宗教学・比較思想学論集』12号65-78頁
ファウストゥスのマニ教理解について:アウグスティヌス時代のマニ教の一側面単著2010年12月30日『宗教研究』84巻3輯(第366号)1-23頁
アウグスティヌス『告白』11巻における時間の計測の問題:セクストス・エンペイリコスの議論との比較から単著2010年10月20日『中世思想研究』52号33-48頁
アウグスティヌスのストア的術語の用法について:『告白』11巻23章におけるcommunes notitiaeの語を巡って単著2010年3月31日『宗教学・比較思想学論集』11号83-95頁
アウグスティヌスによる悪の問題の克服:マニ教の克服と新プラトン主義の受容単著2010年1月31日『哲学・思想論叢』28号21-34頁
アウグスティヌスのマニ教理解について:『基本書と呼ばれるマニの書簡への駁論』単著2009年3月31日『宗教学・比較思想学論集』10号17-28頁
<発表・講演等>
アンブロシウスにおける枢要徳:キケロの影響とアンブロシウスの独自性単独2019年11月10日中世哲学会第68回大会シンポジウム:枢要徳の形成と発展(教父時代における枢要徳の受容と形成)(南山大学)
枢要徳の歴史におけるキケロ:ストア、キケロ、アンブロシウス単独2019年9月14日日本宗教学会第78回学術大会(帝京科学大学)
ストア哲学のギリシア教父への影響と西方への伝播:「笑い」の概念を中心に単独2016年8月29日東方キリスト教学会第16回大会(神戸女学院大学)
アウグスティヌスの時間論に於ける過去と未来について単独2012年9月25日日本宗教学会第71回学術大会(皇學館大学)
シンポジウム アウグスティヌス・シンポジウム(特定質問)共同2012年6月30日教父研究会第140回例会(聖心女子大学)
アウグスティヌスの時間論の諸特徴について:『告白』全13巻に於ける第11巻の位置づけ単独2011年11月5日中世哲学会第60回大会(西南学院大学)
アウグスティヌス『告白』における新プラトン主義の位置づけ単独2011年9月3日日本宗教学会第70回学術大会(関西学院大学)
アウグスティヌス『告白』におけるアカデミア派懐疑論の意義単独2010年9月5日日本宗教学会第69回学術大会(東洋大学)
アウグスティヌス『告白』の時間論における時間の連続性について:セクストス・エンペイリコスとの比較から単独2009年11月15日中世哲学会第58回大会(富山大学)
アウグスティヌス『告白』におけるマニ教批判:マニ教の神話と悪の起源の問題単独2009年10月31日筑波大学哲学・思想学会第30回学術大会(筑波大学)
アウグスティヌス時代のマニ教徒の自己理解について単独2009年9月12日日本宗教学会第68回学術大会(京都大学)
<事典項目>
『神の文化史事典』の項目執筆(「アトラス」「ウェスタ」など30項目)共著2013年1月26日白水社松村一男、平藤喜久子、山田仁史(編)全42頁
<翻訳>
『宗教の意味と終極』共訳2021年3月18日国書刊行会ウィルフレッド・キャントウェル・スミス著、保呂篤彦、山田庄太郎訳全528頁
『障害百科事典』(全5巻)の項目翻訳(「イエ A1:F31スと洗礼者ヨハネ」「聖アウグスティヌス『神の国』」など28項目)共訳2013年1月25日丸善出版日本特殊教育学会(編)全49頁
<その他>
司会報告(特集 枢要徳の形成と発展II:スコラ学における枢要徳の発展: 第69回大会 シンポジウム)単著2021年9月30日『中世思想研究』63号40-42頁
シンポジウム企画趣旨(特集 枢要徳の形成と発展II:スコラ学における枢要徳の発展: 第69回大会 シンポジウム)共著2021年9月30日『中世思想研究』63号藤本温、松村良祐、山田庄太郎38-39頁

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
2022年11月~現在中世哲学会評議員
2022年11月~現在中世哲学会情報システム委員
2022年11月~現在中世哲学会編集幹事
2022年8月~現在東方キリスト教学会編集幹事
2017年10月~現在日本宗教学会情報化委員
2009年9月~現在日本宗教学会メールマガジン・ワーキンググループ
2016年8月~2022年8月東方キリスト教学会会計監査
2017年11月~2021年11月中世哲学会監事
2012年4月~2015年3月中世哲学会会計幹事
2011年8月~2015年8月東方キリスト教学会庶務幹事
2009年10月~2010年10月筑波大学哲学・思想学会幹事
4-2 社会における主な活動(地域・産学連携・公的機関への協力)
年月日概要等
2012年7月17日茗渓学園スーパーサイエンスハイスクール(SSH)講演会講師
4-3 受賞歴,その他
年月日概要等
2014年3月25日筑波大学学生表彰




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