聖心女子大学

教育研究業績書

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■日本語日本文学科 准教授 清水 由貴子(シミズ ユキコ)
専門分野および専門テーマ 言語学(日本語学,日本語教育学)
取得学位博士(文学)
学位取得大学名古屋大学
最終学歴名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻博士後期課程 満期退学
 
主な職歴概要等
年月日概要等
2023年4月~現在聖心女子大学 現代教養学部 日本語日本文学科 准教授
2017年4月~2023年3月聖心女子大学 現代教養学部 日本語日本文学科 専任講師
2015年4月~2017年3月東京外国語大学 大学院国際日本学研究院 講師
2014年4月~2015年3月東京外国語大学 留学生日本語教育センター 講師

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
リアクションペーパーの活用2017年~現在Googleフォーム等を利用して回収した受講生からのリアクションコメントを、次の授業の冒頭で紹介し、他の受講生の理解のしかたや考え方に触れる機会を作る。
授業の導入で前回の内容の確認2017年~現在リアクションペーパーのコメントを参考に、授業の冒頭で前回の内容の復習したり追加説明を行う。
発表のし方、レジュメやスライドの作成方法の指導2017年~現在演習授業では、発表のし方およびレジュメやスライドの作り方の基本を指導する。発表後はフィードバックをし、次回の発表に向けて課題を示す。
GoogleClassroomの活用2018年~現在基礎課程演習および卒論ゼミ(研究法実習)では、授業連絡の他、資料の共有等をスムーズに行う。また提出されたミニ課題に対し、受講生が互いにコメントできるようにし、受講生の授業への参加意欲を促進する。
理解の確認2020年~現在Googleフォームを利用し、毎回授業のポイントを問う確認問題を解かせ、受講生の理解度を確認する。必要に応じて、次の授業で復習を行う。
ディスカッションでの意見交換2020年~現在講義授業では、講義を聞くだけの受身の姿勢にならないよう、適宜課題を出し、ペアやグループで考え、話し合う活動を取り入れる。
1-3 その他教育活動上の特記事項
項目年月日概要等

2. 大学及び学校法人における役職の経歴
年月日概要等
2023年4月~現在聖心女子大学 現代教養学部 日本語日本文学科 准教授
2017年4月~2023年3月聖心女子大学 現代教養学部 日本語日本文学科 専任講師
2015年4月~2017年3月東京外国語大学 大学院国際日本学研究院 講師
2014年4月~2015年3月東京外国語大学 留学生日本語教育センター 講師

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<著書>
『話題コーパスが拓く日本語教育と日本語学』(「話題と無助詞現象」担当)共著2023年12月ひつじ書房中俣尚己(編)73-89頁
『Crosslink 言語聴覚療法学テキスト 言語学・言語発達学』(第4章「日本語の文法を考える(統語論)」担当)共著2022年12月メジカルビュー社岩田一成・岩﨑淳也(編)51-69頁
『超基礎・日本語教育のための日本語学』(第8章「文法(1)」、第9章「文法(2)」担当)共著2021年12月くろしお出版 太田陽子(編著)87-106頁
『習ったはずなのに使えない文法』(「台湾の大学生による名詞述語文の習得状況ー日本語学習者コーパスLARP at SCUと教科書の調査に基づいてー」担当)共著2017年10月くろしお出版 江田すみれ・堀恵子(編)1-24頁
『現場に役立つ日本語教育研究シリーズ第5巻 コーパスから始まる例文作り』(第7章「逆接を表す表現」担当)共著2017年5月くろしお出版 山内博之(監修)・中俣尚己(編)135-158頁
『シリーズ講座日本語コーパス5 コーパスと日本語教育』(第3章「類義表現の分析の可能性」担当)共著2016年2月朝倉書店前川喜久雄(監修)・砂川有里子(編)81-106頁
<論文>
日本語例文バンク(Jreibun)プロジェクト中間報告 ―作成された全例文を使用語彙・文パターンの観点から見る―共著2024年3月『東京外国語大学国際日本学研究』第4号鈴木智美・渋谷博子・伊達宏子156-180頁
「どっちでもいい」が与える違いについての分析共著2023年5月『日本語習熟論研究』1加藤恵梨179-193頁
日本語例文バンク科研(Jreibun)第1回公開研究会報告ー日本語学習ツールに使用可能な良質な例文をオープンデータで公開するー共著2022年3月『東京外国語大学国際日本学研究』第2号鈴木智美・中村彰・加藤恵梨191-208頁
日本語話題別会話コーパス:J-TOCC共著2021年6月『計量国語学』33巻1号中俣尚己・太田陽子・加藤恵梨・澤田浩子・森篤嗣11-21頁
スポーツ選手が使う「勝ちに行く」の分析単著2020年12月『聖心女子大学論叢』136119-136頁
海外の大学における日本語学習者のツール使用状況の解明―ICT時代における教師の教育設計リテラシーの向上を目指して―共著2020年3月『日本語・日本学研究』10号 東京外国語大学国際日本研究センター鈴木智美・中村彰・渋谷博子23-48頁
海外における教師経験を語る試み:協働による振り返りの意義共著2019年3月『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』45号伊達宏子・渋谷博子・松尾憲暁1-18頁
ICT時代の日本語学習者はどのような学習ツールを使っているか:日本語教師を対象としたワークショップ実施報告共著2019年3月『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』45号鈴木智美・中村彰・渋谷博子239-256頁
東京外国語大学全学日本語プログラムで学ぶ留学生の学習ツール使用状況:2016~2017年度実施のアンケート調査の結果と分析共著2019年3月『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』45号鈴木智美・渋谷博子・中村彰・藤村知子221-238頁
予備教育課程の国費学部留学生の学習ツール使用状況― 2016~2017年度実施のアンケート調査の結果から見えるスマートフォンアプリの使用目的の多様化と学習スタイルの変化 ―共著2018年3月『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』44号鈴木智美・渋谷博子・中村彰・藤村知子196-217頁
教師の協働を振り返る教師の語りとその分析ーSCATを用いてー共著2018年3月『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』44号渋谷博子・伊達宏子65-82頁
日本語学習者および教師への学習ツールに関する調査ーデジタル時代の教師の役割とはー共著2017年10月『日本語教育研究』63号渋谷博子34-49頁
中級日本語学習者の意見文に見られる「しかし」の分析-『JLC1年コース作文データベース』を用いて-共著2016年3月『東京外国語大学留学生日本語教育センター論集』42号藤村知子・伊集院郁子41-56頁
「AテモBテモ」文の分析単著2010年3月『日本語文法』10巻1号105-121頁
コーパスを用いた類義語研究―「それなのに」「そのくせ」「それでいて」の記述―共著2009年3月『日中言語研究と日本語教育』2号砂川有里子・奥川育子21-33頁
反復の意味を表す「V1テハV2」文の分析―形式的側面を中心に―単著2009年3月『日本語文法』9巻1号54-70頁
「これ(は/φ)もう~」の無助詞成立の要因について単著2007年3月『ことばの科学』20号 名古屋大学言語文化研究会5-16頁
話し言葉コーパスを用いた無助詞研究単著2004年6月『日語教育』28号 韓国日本語教育学会27-40頁
<その他>
作文の表現力と発達―資源構築から分析と評価へ―共同2023年12月日本語文法学会第24回大会パネルセッション宮城信、今田水穂、田中弥生、砂川有里子
児童・生徒作文コーパス「ちょっとおかしな日本語」検索サイトJ-CONiの開発共同2023年8月日本語教育支援システム研究会第10回国際研究集会CASTEL/J2023 ポスター発表砂川有里子、加藤恵梨、永島みのり、藤村春菜、宮城信、八木豊
話題と無助詞現象の関わりについて単独2022年3月科研費成果物公開記念シンポジウム 話題とコーパスと日本語教育
日本語コーパスの授業活用―研究以外の幅広い活用を目指して―共同2019年11月2019年度日本語教育学会秋季大会木田真理・清水まさ子・内海陽子・劉志偉
失礼な「どちらでもいいです」についての分析共同2019年3月言語文化教育研究学会第5回年次大会加藤恵梨
世界の日本語学習者は今どのような学習ツールを使っているか―ICT時代の日本語教育の鍵をツール使用状況から考える―共同2018年12月第12回国際日本語教育・日本研究シンポジウム「多言語世界における日本語教育の変遷」鈴木智美・渋谷博子・中村彰・藤村知子
海外での日本語教育経験は、その後の実践にどう活かされているか―複数の教師が協働で振り返る活動を通して気づいたこと―共同2018年9月第51回日本語教育方法研究会松尾憲暁・渋谷博子・伊達宏子
異なる職場間における教師の協働の振り返り共同2018年3月第50回日本語教育方法研究会渋谷博子・伊達宏子
理系留学生受け入れのための「心得帖」開発ー「やさしい日本語」の使用者となるためにー共同2017年9月日本教育工学会第33回全国大会松田みゆき・渋谷博子・山本達之
教室外学習支援の方法を探る―教師対象アンケートから見えてくるもの―共同2016年9月第47回日本語教育方法研究会渋谷博子
日本語学習リソースの使用状況調査―日本語学校を対象に―共同2016年8月平成28年度日本語学校教育研究大会渋谷博子
わかりやすい例文を考える―逆接を表す表現を例に―単独2016年1月NINJAL国際シンポジウム「現場を支える日本語教育研究 ―学ぶ・教える・評価する―」
実質語との共起に着目するコーパスを用いた文法研究―明日から教室で使える情報を見つける方法―共同2012年8月2012年日本語教育国際研究大会中俣尚己・建石始
話し言葉コーパスを用いた無助詞研究単独2004年2月韓国日本語教育学会第40回学術発表大会
話し言葉における無助詞―形式的側面を中心として―単独2003年7月13thBiennial Conference of the Japanese Studies Association of Australia

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
2022年4月日本語習熟論学会会員
2021年1月計量国語学会会員
2016年7月日本語教育方法研究会会員
2016年6月日本語学会会員
2006年10月日本語文法学会会員(2019年-2021年 総務委員)
2001年4月日本語教育学会会員(2017年-2021年 学会誌委員、2023年-現在 学会誌委員)




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