聖心女子大学

教育研究業績書

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■哲学科 講師 佐藤 紀子(サトウ ノリコ)
専門分野および専門テーマ 哲学、倫理学
取得学位博士(文学)
学位取得大学聖心女子大学大学院
最終学歴聖心女子大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程修了
 
主な職歴概要等
年月日概要等
2021年4月~現在聖心女子大学現代教養学部哲学科専任講師
2021年4月~現在白百合女子大学非常勤講師(宗教学科目)
2018年4月~2021年3月國學院大學教育開発推進機構特任助教(学修支援センター)
2007年4月~2021年3月聖心女子大学文学部哲学科非常勤講師
2010年4月~2018年3月東京女子医科大学医学部非常勤講師(倫理学)

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
ピアラーニングの促進2016年~現在受講生同士が互いの課題やリアクションペーパーを共有できる環境をととのえ、受講生同士が自然な形で顔の見える関係になるように工夫した。オンデマンドの授業においても、ピアラーニングの意義と効果についてシラバスおよび初回授業のガイダンスで明示することで、ピアラーニングを前提とした授業運営を行った。
各回の授業における到達目標の明確化2016年~現在講義型の授業において、①前回授業の振り返りと導入②毎回の授業の到達目標およびその展開③次回の授業内容を予想させるエンディングという3段階の定型を作り、受講生が授業の流れを予測し、主体的に学びやすい授業運営を行った。
捕捉資料の適切な配布による授業時間外の学びの促進2016年~現在各回の到達目標よりもあえて少しレベルの高い補足資料を授業後に配布することにより、理想的なゴールを可視化するとともに、受講生の学修意欲を促進する工夫を行った。

2. 大学及び学校法人における役職の経歴

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<著書>
社会問題を軸にみるシモーヌ・ヴェイユにおけるスピノザ共著2021年2月岩波書店『スピノザと十九世紀フランス』上野修・杉山直樹・村松正隆(編)273-294頁
シモーヌ・ヴェイユと鈴木大拙共著2020年12月筑摩書房『世界哲学史 別巻―未来をひらく―』伊藤邦武・山内志朗・中島隆博・納富信留(編)245-254頁
<論文>
シモーヌ・ヴェイユの労働者教育の基盤を探る単著2022年11月國學院大學『國學院雑誌』第123巻第11号(通巻387)243-255頁
労働における不条理の論理を構築する試み―シモーヌ・ヴェイユのケノーシス―単著2022年6月新教出版『福音と世界』7月号36-41頁
人間の悲惨を観照する―シモーヌ・ヴェイユの身体論―単著2021年10月新教出版『福音と世界』10月号18-23頁
闇を引き受けること ―シモーヌ・ヴェイユの神秘思想―単著2020年1月新教出版『福音と世界』1月号36-41頁
学修支援センターにおける障がい学生の学修支援体制の振り返り―國學院大學の学修支援の始まりと障害者権利条約の視点から―共著2019年3月國學院大學『教育開発推進機構紀要』第10号鈴木崇義13-26頁
諸科学と哲学の交流地点『形而上学・倫理学雑誌』単著2014年3月聖心女子大学キリスト教文化研究所『宗教と文化』第30号133-143頁
聖心女子大学ボランティア研究演習の実践報告―学生の無関心と不安をめぐって―単著2012年8月日本カトリック教育学会『カトリック教育研究』第29号27-34頁
ブランシュヴィックにおける存在を肯定する機能としての判断単著2006年10月聖心女子大学『聖心女子大学大学院論集』第28巻2号(通巻31号)25-47頁
サルトルにおける存在と無の両義性単著2004年10月聖心女子大学『聖心女子大学大学院論集』第26巻2号(通巻27号)53-72頁
サルトルとアルチュセールの階級に関する認識論的立場単著2003年7月聖心女子大学『聖心女子大学大学院論集』第25集211-228頁
<発表・講演等>
フッサールのパリ招聘に託された意義とはなにか単独2015年11月日本現象学会37回大会(同志社大学)
山谷マックとカトリック―依存症回復施設におけるカトリック者のかかわり―単独2015年8月日本カトリック教育学会第39回全国大会(聖心女子大学)
『形而上学・倫理学雑誌』(Revue de M?taphysique et de Morale)創刊期における哲学と宗教の教育上の課題とその手法単独2013年8月日本カトリック教育学会第37回全国大会(星美学園)
ボランティア活動後のふりかえりの条件単独2011年8月日本カトリック教育学会第35回全国大会(ノートルダム清心女子大学)
レオン・ブランシュヴィック哲学における精神単独2009年8月日本現象学会第30回大会(専修大学)
サルトルの非定立的意識とその意義単独2008年11月実存思想協会(上智大学)
<国際会議>
Laic Education in the Formative Years of Weil’s Thought and Spinoza as its Source単独2015年4月American Weil Society, 2015 Colloquy (Lesley University)
<学会等の招待講演>
社会問題を軸にみるシモーヌ・ヴェイユにおけるスピノザ(主義)の影響単独2020年8月第9回研究会ワークショップ「十九世紀フランス哲学におけるスピノザの影 その2―世紀後半」科学研究費(基盤研究B):二つのスピノザ・ルネッサンスの狭間―十九世紀フランス哲学におけるスピノザの影―(オンライン開催)
<記事>
いろいろな学び―ノートテイカーと考えるコミュニケーションの本質―単著2020年3月國學院大學教育開発推進機構「教育開発ニュース」第21号12-13頁
データは語る(5)―高等教育機関における障がい学生の現在―単著2019年9月國學院大學教育開発推進機構「教育開発ニュース」第20号10-11頁
いろいろな学び―ノートテイクの世界―単著2019年9月國學院大學教育開発推進機構「教育開発ニュース」第20 号2-7頁
“FAKTA dan Saya”(ファクタとわたし)共著2019年4月FAKTA15周年記念誌Warga Miskin Berbicara(貧しき人々は語る)内記事監修:アザス・ティゴール・ナインゴラン、ボンティカ・ウィドヤプトラ156-157頁
ルロワ先生再考単著2019年2月教友社『世のただなかで』マリアの御心会50周年記念誌6-7頁
新世代ジャカルタ―対話を重んじる人々―単著2007年8月みすず書房『みすず』通巻530号21-36頁
<翻訳>
ヴァンサン・デュクレール「一九世紀転換期フランスにおけるスピノザの思想と民主的知識人の誕生」共訳2015年3月岩波書店『思想』1091号冨原眞弓(共訳)92-116頁
ハンナ・アーレント『反ユダヤ主義 ユダヤ論集1』共訳2013年9月みすず書房山田 正行・ 大島 かお り・ 矢野 久美子(共訳)39-51頁
<書評>
羽田野真帆・照山絢子・松波めぐみ編『障害のある先生たち―「障害」と「教員」が交錯する場所で』単著2020年9月國學院大學教育開発推進機構「教育開発ニュース」第22号14頁
川島聡ほか『合理的配慮 対話を聞く対話が拓く』単著2018年9月國學院大學教育開発推進機構「教育開発ニュース」第18号14頁
秋葉悦子『人格主義生命倫理学―死にゆく者、生まれてくる者、医職の尊厳の尊重に向けて―』単著2016年3月聖心女子大学キリスト教文化研究所『宗教と文化』第32号53-60頁
岩田靖夫『人生と信仰についての覚え書き』単著2014年8月日本カトリック教育学会『カトリック教育研究』第31号107-108頁
宇野重規ほか『社会統合と宗教的なもの―19世紀フランスの経験』単著2013年8月日本カトリック教育学会『カトリック教育研究』第30号101頁
<その他>
『工場日記』解説共著2019年7月みすず書房シモーヌ・ヴェイユ(著)冨原眞弓(訳)214-225頁

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
2011年9月~2013年9月日本カトリック教育学会編集委員幹事
4-3 受賞歴,その他
年月日概要等
2022年『シモーヌ・ヴェイユにおける労働者教育の変遷』2022-2024年度 科学研究費補助金基盤(C) 課題番号22K00041 研究代表者




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