聖心女子大学

教育研究業績書

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■心理学科 講師 石黒 千晶(イシグロ チアキ)
専門分野および専門テーマ 認知科学、教育心理学、創造性やアート鑑賞や表現に関する心理メカニズム、教育方法の検討
取得学位博士(教育学)
学位取得大学東京大学
最終学歴東京大学大学院教育学研究科
 
主な職歴概要等
年月日概要等
2023年4月聖心女子大学 専任講師
2022年4月~2023年3月金沢工業大学情報フロンティア学部心理科学科 講師
2019年4月~2022年3月金沢工業大学情報フロンティア学部心理科学科 助教
2017年7月~2021年3月玉川大学脳科学研究所 嘱託研究員
2014年4月~2016年3月日本学術振興会 特別研究員(DC2)

1. 教育活動
1-1 担当授業科目
担当授業科目は、年度・担当者等を指定し、シラバス参照システム(時間割条件検索)より閲覧できます。
1-2 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
項目年月日概要等
オープンサイエンスを活用した心理学のデータサイエンス教育を実践2022年心理統計法の応用授業としてオープンサイエンスを活用した実践を行った。この実践は、ベネッセ教育総合研究所「大学授業レポート」での取材を受け,Webに記事が掲載された。前編:https://berd.benesse.jp/special/university_report/report01.php 後編:https://berd.benesse.jp/special/university_report/report02.php
企業との産学連携PBL教育2019年~2021年IT企業と合同で,データ分析をもとにPBL授業を行った。授業終了後には全国の大学で合同の成果発表会を行った。
チーム貢献度評価を用いたチーム学習支援2019年~2020年Problem based learningにおけるチーム学習を活性化することも目的として,チームの成員がお互いにプロジェクトへの貢献度を評価し合う教材を作成し,3回の発表後に学生がチーム活動を振り返る機会を作った。この成果は査読付き論文として報告している。
視聴覚教材の活用2016年~2019年大人数の学生の興味や集中を維持するため,写真や映像などの視聴覚教材を毎回の授業に取り入れた。学生が見る機会が少ない乳幼児の発達特徴を動画等で的確に伝えることができた。
オンライン掲示板を用いた通信課程学生の学習支援2016年~2019年通信課程の演習授業で,掲示板システムを活用した。掲示板は講師の質疑応答だけでなく学生同士での議論の場になり,学生同士のやりとりを深めることができた。
ジグソー法を活用した復習支援2017年~2019年講義科目では獲得すべき知識内容が多いため,試験の前にジグソー法を用いてそれまでの講義内容を復習させた。ジグソー法ではチームで他の学生に伝えるために課題内容を学び,その後,各チームの成員が1人ずつ集まるチームを再編成し,そこで一人ずつ課題内容を発表する。学生からもジグソー法の復習効果が高かったという感想を得た。
ルーブリックを使用したレポート演習の実践 2015年~2017年レポート演習のためのルーブリックを作成し,学生に配布した。学生はルーブリックを基準に自分のレポートを自己評価し,講師はルーブリックを基準にレポートを評価した。この取り組みとその成果は,紀要論文に報告している。

2. 大学及び学校法人における役職の経歴

3. 研究活動
著書・論文等の名称単著・
共著の別
発行または
発表の年月
発行所、発表雑誌
(及び巻・号数)、
発表・講演等のテーマ
及び内容等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
<論文>
Extracurricular music and visual arts activities are related to academic performance improvement in school-aged children 共著2023年4月npj Science of LearningToru Ishihara, Noriteru Moritapp.00-00
Relationships among creativity indices: Creative potential, production, achievement, and beliefs about own creative personality共著2022年9月PLoS ONEYuki Sato, Ai Takahashi, Yuko Abe, Etsuko Kato, Haruto Takagishipp.00-00
表現や創造を触発するオンラインアートワークショップの開発と評価共著2022年7月教育システム情報学会誌夏川真里奈・岡田猛pp.380-385
Development of the Japanese Version of the Short Scale of Creative Self共著2022年3月Japanese Psychological Research 松本一樹・縣拓充・岡田猛pp.00-00
What Kind of Paintings Inspire Children when Viewing Art?単著2022年1月Japanese Psychological Research pp.00-00
PBL教育におけるチーム貢献度評価がチームワーク能力に及ぼす影響共著2021年5月工学教育 菅野圭祐pp.73-77
How does art viewing inspire creativity?共著2021年6月The Journal of Creative Behavior岡田猛pp.489-500
Comparing Effects of Visual Thinking Strategies in a Classroom and a Museum共著2021年11月Psychology of Aesthetics, Creativity and the Arts 佐藤由紀・髙橋愛・阿部祐子・柿﨑博孝・岡田浩之・加藤悦子・高岸治人pp.735-745
Effect of Dialogical Appreciation Based on Visual Thinking Strategies on Art-Viewing Strategies共著2021年2月Psychology of Aesthetics, Creativity and the Arts 高岸治人・佐藤由紀・Ai Wee Seow・髙橋愛・阿部祐子・林卓行・柿﨑博孝・宇野慶・岡田浩之・加藤悦子pp.51-59
PBL教育のチーム活動を促進するチーム貢献度評価の試みとその評価2020年3月工学教育 pp.14-18
PBL教育と自己同一性の関係共著2020年3月菅野圭祐・石橋孝一・高原利幸pp.50-53
音大生の演奏における表現の自覚性尺度の作成共著2019年音楽知覚認知研究高田由利子・岡田猛pp.21-28
創造性の遺伝的基盤に関する研究動向2019年3月玉川大学脳科学研究所紀要 pp.25-30
絵画鑑賞はどのように表現への触発を促進するのか?共著2019年4月心理学研究岡田猛pp.21-31
本学における薬学部初年次教育としてのアカデミックスキルズ講義へのルーブリック評価導入とその効果検証共著2018年2月昭和薬科大学紀要河本愛子・浜名真以・石井悠・西田季里・吉永真理pp.11-23
芸術学習と外界や他者による触発――美術専攻・非専攻学生の比較――共著2017年12月心理学研究岡田猛pp.442-451
創造的教養を育む芸術教育実践:日常の写真活動に及ぼす効果共著2016年9月認知科学岡田猛pp.221-236
Eye Movements during Art Appreciation by Students Taking a Photo Creation Course.共著2016年7月Frontiers in Psychology横澤一彦・岡田猛pp.00-00
総合大学における省察的芸術表現教育実践: 美術創作への態度や鑑賞過程に及ぼす効果に着目して共著2016年3月美術教育学研究八桁健・小澤基弘・岡田猛pp.49-56
初心者の写真創作における”表現の自覚性”獲得過程の検討:他者作品模倣による影響に着目して共著2013年3月認知科学岡田猛pp.90-111

4. 学会等及び社会における主な活動
4-1 学会活動
年月日概要等
2013年~現在日本認知科学会会員
2015年~現在日本教育心理学会会員
2017年~現在日本心理学会会員
2021年~現在教育システム情報学会会員
2022年~現在International Society for the Study of Creativity and Innovation full member




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