1. 教育活動
項目 | 年月日 | 概要等 |
統計ソフトの実践的マニュアル、ダミーデータ、演習問題の作成 | 2013年4月~現在 | 「データ分析の基礎A」「多変量解析法」で使用している統計ソフト(2019年まではSPSS、2020年からはHAD)の操作手順と結果の読取方、各分析に応じた記述例をまとめた資料を作成した。また、授業で使用するダミーデータと課題を複数作成した。ダミーデータは有意な分析結果が出やすいようにしたり、敢えてあまり有意な結果が出ないデータにする等、テーマによって工夫している。なお、ダミーデータと課題は共に、心理尺度得点も扱うが、学業成績などの身近な例も取り上げて作成された。また、授業で学んだ内容理解を深めるための課題をダミーデータとは別に1~2つ作成している。 |
中間モニターの活用 | 2017年9月~現在 | 4号館4-6教室(旧PC室)は机の配置が向かい合わせで、学生が2人ペアで見るモニターが机上に設置されている。「データ分析の基礎A」「多変量解析法」において、コントロールシステムが利用できなくなったため、学生が見るモニターに、データ分析の教員の操作を呈示して、学生がモニターを見ながらPCを操作できるようにした。 |
Google Classroomによる資料配付と課題の設定 | 2020年4月~現在 | Google classroomから資料を配付し、また、課題の提出を求めている。 |
Google Meetによるオンライン授業 | 2020年4月~2021年3月 | 「データ分析の基礎A」「多変量解析法」では、新型コロナ感染症の流行のため、2020年はGoogle Meetによる完全オンライン授業を実施した。2021年も前年に引き続き新型コロナ感染症の影響があり、対面授業もあったが、オンライン授業も実施した。学生が統計ソフトの操作ができない場合は、Google Meetの機能を利用して、学生のPC画面を共有してもらう等、問題が解消できるよう学生と教員による双方向のやり取りをするように心がけた。 |
コントロール・システムの活用 | 2013年4月~2017年9月 | コントロール・システムとは、学生のPCに教員用PCのディスプレイの閲覧やデータ配布を可能とするものである。「データ分析の基礎A」「多変量解析法」では、コントロール・システムを利用してデータ分析の実演を示し、教員が準備したデータを学生に配布して実際に操作してもらった。授業前半では、受講生は教員が示す画面を見ながらPCの操作をした。また、授業後半では課題を1~2問出しており、次週冒頭に課題の模範解答をコントロール・システムで呈示した。 |
2. 大学及び学校法人における役職の経歴
3. 研究活動
著書・論文等の名称 | 単著・ 共著の別 | 発行または 発表の年月 | 発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)、 発表・講演等のテーマ 及び内容等の名称 | 編者・著者名 (共著の場合のみ記入) | 該当頁数 |
<著書> | | | | | |
第6章Topic 4「感情の発達と社会的知能(EQ)」 | 共著 | 2022年9月 | 応用心理学ハンドブック(福村出版) | 日本応用心理学会(企画)・日本応用心理学ハンドブック編集委員会(編) | pp.274-275 |
topics04「屈辱感」 | 共著 | 2019年9月 | 感情心理学ハンドブック(北大路書房) | 日本感情心理学会(企画)・内山伊知朗(監修) | pp.43-43 |
第9章「問題解決過程」 | 共著 | 2015年2月 | 心理学基礎実験を学ぶ(北樹出版) | 大和田智文・鈴木公啓(編著) | pp.77-85 |
第12章「パーソナリティと自己意識的感情」 | 共著 | 2012年4月 | パーソナリティ心理学概論-性格理解への扉(ナカニシヤ出版) | 鈴木公啓(編) | pp.131-140 |
コラム5「恥の生起過程」 | 共著 | 2011年3月 | ひろがる認知心理学(三恵社) | 生駒忍(編著) | pp.62-63 |
8章「屈辱感と共感的羞恥」内、屈辱感のみ担当 | 共著 | 2009年10月 | 自己意識的感情の心理学(北大路書房) | 菊地章夫・有光興記(編著) | pp.142-159 |
Topic4「屈辱感」 | 共著 | 2008年9月 | なぜ人は他者が気になるのか?-人間関係の心理(金子書房) | 永房典之(編著) | pp.58-59 |
<論文> | | | | | |
ファン対象の選好に及ぼす要因に関する研究―共感性,環境,経験からの検討―(査読無) | 単著 | 2024年3月 | 江戸川大学紀要 34 | | pp.321-339 |
「心」は恥を想起する(特集『「恥」は敵か?味方か?生きづらさ・傷つきの根源』)(査読無・寄稿) | 単著 | 2023年7月 | 臨床心理学, 23(4) | | pp.377-382 |
新型コロナウイルス感染症予防行動と行動基準との関連性―羞恥を媒介した検討―(査読有) | 単著 | 2022年12月 | 心理学研究 93(5) | | pp.397-407 |
Perception of Hidden Confidence in Neutral Expressions: Interactions of Facial Attractiveness, Self-Esteem, and Names to Be Addressed by(査読有)(https://doi.org/10.3390/languages7020088) | 共著 | 2022年4月 | Languages 7(2) | Kikutani, M. & Kitamura, H. | pp.88-88 |
具象画および抽象画の評価と曖昧さへの態度との関連(査読無) | 共著 | 2021年3月 | 江戸川大学紀要 31 | 戸塚万葉 | pp.39-48 |
ロマンティックレッドに関する追試および、性役割パーソナリティとの関連性についての検討(査読無) | 共著 | 2020年3月 | 江戸川大学紀要 30 | 篠原彩 | pp.325-334 |
屈辱感をバネにする―自己効力感、賞賛獲得欲求・拒否回避欲求、達成動機、Locus of control、自尊心、原因帰属からの探索的検討-(査読無) | 単著 | 2019年3月 | 江戸川大学紀要 29 | | pp.273-288 |
タカラヅカファンの心理―日本人ファンと海外ファンとの比較―(査読無) | 単著 | 2019年3月 | 江戸川大学紀要 29 | | pp.289-303 |
苦情行動と苦情対応に関する研究-場面想定法を用いた検討-(査読無) | 単著 | 2018年3月 | 江戸川大学紀要 28 | | pp.311-326 |
大学適応に影響する要因としての入学動機に関する基礎的検討(査読無) | 共著 | 2017年3月 | 江戸川大学紀要 27 | 中村真 | pp.301-308 |
大学への帰属意識が大学不適応に及ぼす影響(3)-帰属意識に基づいて分類した大学生のタイプと大学不適応との関連-(査読無) | 共著 | 2016年3月 | 江戸川大学紀要 26 | 中村真・松田英子 | pp.23-31 |
厚生施設入所児の公衆場面における行動基準に関する研究(査読有) | 共著 | 2012年12月 | 心理学研究 83(5) | 永房典之・菅原健介・佐々木淳・藤澤文 | pp.470-478 |
海外ドラマの魅力に関する探索的研究(査読無) | 共著 | 2011年2月 | 聖心女子大学論叢 116 | 小城英子・菅原健介 | pp.166-200 |
スキャンダルとファン心理(査読無) | 共著 | 2010年2月 | 聖心女子大学大学院論叢 114 | 小城英子・小野茜 | pp.166-200 |
屈辱感、羞恥感、罪悪感の喚起要因としての他者の特徴(査読有) | 単著 | 2010年1月 | パーソナリティ研究 18(2) | | pp.85-95 |
屈辱感・羞恥感・罪悪感の状態尺度と恥、罪悪感の特性尺度との関連性の検討(査読無) | 単著 | 2009年10月 | 聖心女子大学大学院論集 31(2) | | pp.95-108 |
大学生における屈辱感が喚起される状況(査読無) | 単著 | 2008年10月 | 聖心女子大学大学院論集 30(2) | | pp.115-129 |
恥と罪悪感の研究の動向(査読有) | 単著 | 2008年7月 | 感情心理学研究 16(1) | | pp.49-64 |
屈辱感・羞恥感・罪悪感を分岐させる要因の検討-他者要因と道徳基準・優劣基準の視点から探る-(査読無) | 単著 | 2007年10月 | 聖心女子大学大学院論集 29(2) | | pp.89-105 |
青少年の迷惑行為と羞恥心-公共場面における5つの行動基準との関連性-(査読無) | 共著 | 2006年7月 | 聖心女子大学大学院論叢 107 | 菅原健介・永房典之・佐々木淳・藤澤文 | pp.160-180 |
恥と罪悪感の機能の検討-Tangneyのshame、guilt理論を基に-(査読無) | 単著 | 2006年7月 | 聖心女子大学大学院論集 28(1) | | pp.89-105 |
4. 学会等及び社会における主な活動